エンゼルスGMが大谷翔平のリハビリに言及=マイナー戦には出場しない
エンゼルスのチーム編成の責任者であるビリー・エプラーGMが、大谷翔平のリハビリ計画について口を開いた。
大谷はマイナーリーグの試合には出場せず、アリゾナの春季キャンプ施設にも行かずにメジャーリーグ復帰を目指す、とエプラーGMは現地時間4月16日に述べた。
そのかわり、大谷は本拠地エンゼルスタジアムで、マイナーリーグの投手を相手に打撃練習を行う。ホームで試合がある時は、報道陣などが球場入りする前に行われるだろう。
これならば、試合の状況を想定した実戦形式で、1日に最大10打数くらいをこなせる。一方、マイナー戦に出場すると、4、5打席に限られてしまう。
これは、大谷が指名打者だからこそ可能な選択肢である。守備は実際の試合に出なければ準備できないからだ。
パワーアップした打撃
打撃練習では昨年以上に力を感じている、と大谷は先週語った。
エプラーGMもそれに同意する。
「大谷はすごい長打力を見せている」とエプラーGMは火曜日に述べた。「さく越えを連発している」
エンゼルスはすぐにでも大谷を公式戦で使いたいはずだ。だが、エプラーGMは、大谷を焦らすようなことはしないと話した。
このままのペースなら4月後半のメジャー復帰も可能に思えるが、エプラーGMは5月になるという姿勢を崩していない。
スポンサーや利害関係に縛られない良質なメジャーリーグ情報を、なるべく多くの人に読んでいただくためにも、ご支援よろしくお願いします。