リハビリで次の段階へ進んだ大谷翔平=ティー打撃を開始

【米アリゾナ州テンピ】大谷翔平はトミー・ジョン(右ひじ再建)手術以来、初となるティー打撃を行った。

素振りに約2週間取り組んできた大谷は、雨に見舞われた金曜日、室内練習場で15分間ほど腰の高さくらいに置かれたボールを打った。

エンゼルスは、大谷のリハビリに関して、どのタイミングで各段階に進むのかという予定を公表していない。それでもブラッド・オースマス監督は、大谷が5月に指名打者として復帰することは現実的だと述べた。

大谷の次なるステップは、近距離から投げられた緩いボールを打つトスバッティング。更にはコーチとの通常の打撃練習へと移行し、最終的には本気の投手を相手にバッティングを行う。

大谷が打撃面で新しいトレーニングを始めた場合、同じ週に投球の新しい練習を取り入れることはしない、とビリー・エプラーGMは話す。この方針は大谷のリハビリを少し遅らせるかもしれない。

大谷自身は、春季キャンプ終盤にはボールを投げ始められるのではないかと話していた。

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