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大谷翔平が外野?ナ・リーグ戦で浮かび上がる起用法の疑問を考えてみた

現地時間の月曜日(6月3日)、エンゼルスはシカゴのリグリーフィールドでカブスと対戦。そこで興味深い疑問が浮かび上がった。

来年投手として復帰する大谷翔平が、ナショナルリーグの球場で登板する場合、どう起用されるのか?

エンゼルスは指名打者制を採用するアメリカンリーグに属するため、普段、大谷は打者としてはDHで出場している。

しかし、ナ・リーグにDH枠はない。ナ・リーグの球場で試合をする時に、大谷が打者としてスタメン出場するのは、投手としても先発する時に限られる

普段はメジャー最強打者マイク・トラウトに続く3番を打っている大谷。しかし、大谷が投手としてナ・リーグ戦に登板する場合、チームはトラウトの直後に置きたがらないかもしれない。大谷が降板した後に、代わった投手が3番に入ることになるからだ。

それでもエンゼルスは、どうせ(代わって入った投手に)代打を送ることになるだろうと考えて、大谷を3番に置くかもしれない。また、次が大谷だろうとピンチヒッターだろうと、大事な場面で敵チームがトラウトを歩かせることが多いのは変わらない。

ここで、一つ面白いシナリオが考えられる。投手として降板した大谷が外野を守るという戦略だ。これなら大谷は打者として出続けられる。

大谷は普段から外野で出場することには興味がないかもしれないが、たまにならうまくいくかもしれない。

そもそもこうした状況というのは、あまり起きない。エンゼルスがナ・リーグのチームと敵地で対戦するのは年に10試合。大谷が先発登板するのはそのうち2試合くらいだ。

オースマス監督はどう考えているのか?

「考えたことはないな。今年は心配する必要がないから。でも、いい質問。考えておかなくちゃいけないことだね」

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