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大谷翔平、4月中に復帰も?=巨大ボブルヘッド人形について言及

エンゼルス首脳陣は大谷翔平が5月に指名打者として復帰できるのではないかと話しているが、それよりも早まる可能性がでてきた。

手術後に2度目となるティー打撃を終えた土曜日、大谷は既に100%の力でバットを振れていると話した。来週には次のステップとなるトス打撃を開始したいと言う。

「すごくわくわくしている」と大谷は通訳を通して話した。「もちろんまだリハビリの初期段階。次の緩いボールを投げてもらっての打撃練習に進むのが楽しみ。... 何もなく全てが順調なら、来週かなと考えている」

球団は具体的なスケジュールを考えてはいない、とブラッド・オースマス監督は言う。大谷が5月に復帰するかもしれない、としか発言していない。

「我々はティーやトス打撃のペースを早めるためだけに、大谷の投手や打者としての未来をリスクにさらすようなことはしない」とオースマス監督は話す。「関係者みんなが大丈夫だと確認してから、次のステップへと進む」

トス打撃の後は、コーチに正面からボールを投げてもらう通常の打撃練習へと移行。最終的には実際の投手を相手に打撃練習を行う。

リハビリに励む中、大谷は少なくとも表向きには、健康だった昨年と変わらない振る舞いを見せている。

「手術をすると決めてからは、ずっと士気が高いままでいられている」と大谷は言う。「下がったことはない。プレーできるようになるため前に進もうとしているだけ」

番記者の視点

大谷の気持ちを焦らせないようにと、球団が発言に慎重になっていることは間違いない。

予定通りにリハビリが進まない際に、後退していると見られるようなことも避けたいのだろう。期待値をコントロールする意味も含めてチームは5月に復帰と言っているのだと私は考える。

しかし、開幕戦までは、まだ一ヶ月以上ある。現時点で問題なくフルスイングができているのならば、予定よりも早く復帰する可能性はある。4月中に大谷が試合に出ていても驚きはない。

巨大人形について

大谷はエンゼルスが1000ドルで販売している巨大ボブルヘッド人形(限定24体)についても語った。

「僕は買わない。売り切れなかったら結構悲しい」

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