気になったニュース

気になったニュースを少し解説しながらお伝えします。


ロシア政府系メディア、ヤフコメ改ざん転載か 専門家「工作の一環」

https://mainichi.jp/articles/20211230/k00/00m/030/333000c

ロシアの政府系ネットメディア「イノスミ」がYahoo Japanの読者コメント欄をロシア語に変換するときに、ロシアにとって都合の良いように書き換えをしたり表現を付け加えしていたという。

与えられている情報がすべてではないという教訓を教えてくれるのはないでしょうか? 疑いすぎるのもよくありませんが、だからといって「すべて正しい」と思っていると伝え手の術中にはまります。ですから「マスメディアの情報を批判的に読み取る力」である「メディアリテラシー」を身に着けていく、あるいは磨いていく必要があるのではないでしょうか?

殺害された世界の記者45人 国際団体、21年集計

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022010100239

国際ジャーナリスト連盟は、世界で殺害された記者は計45人と発表。過去の記録からすると少ないという。

ただ、独裁国家で把握できていない分はどうなのか不明ですし、現場で取材する記者が減っているようですから、これだけで「良かった」ということではないことは確かです。

ジャーナリストがいるから日本・世界で起きていることを知ることができるという側面があることを知っておいたほうがよいでしょう。

仏、25歳未満の避妊無料化 1日から

https://www.afpbb.com/articles/-/3383333

フランスでは避妊法の利用が無料化されたという。経済的理由から使用しないということを防ぐためという。

フランスは生理の貧困対策が進んでいるイメージです。フランスのマクロン大統領もツイッターで生理用品を無料で手に入れられるような仕組みにすると発表していた(確か大学生対象だったはず)。

日本とはかなり差が出ています。仕方がないですね、日本の国会議員(衆議院)の男性420人に対して女性は45人(2021年衆議院選挙結果、総務省)ですから。ちなみに「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」が施行されています。
もちろん、国会議員の中にも「生理の貧困を何とかしないといけない」と思っている人もいると思いますが、男性中心だと後回しになりがちで話題も薄くなるのだろうと推測されます。

これは男性も関係ある話でしょう。世の中の半分は女性ですから、女性の活躍を進めないということは、女性を意思決定機関に入れないこととほぼ同じです。たとえビジネスでも損失は大きいでしょう。そういう観点で物事を見ることは大事なのかなと思います。

法務省がTikTokと連携 若い人の契約トラブル防止で特設サイト

ことし成人年齢が18歳に引き下げられると親などの同意なしにローンやクレジットカードの契約ができるため、トラブル防止のための法務省のTikTokを開設したという。

買い物における契約で困った場合は、消費者ホットライン「188」に相談すればよいとのこと。

若者だけではなく多くの人が参考になるかもしれませんので、存在だけ知っておくとよいと思い取り上げました。

RCEP 10か国であす発効 貿易拡大で経済押し上げ効果期待

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211231/k10013411011000.html

RCEPとは、「Regional Comprehensive Economic Partnership」の略で日本語にすると「地域的な包括的経済連携」となります。

日本にとってはTPPもありますが、大きな違いは参加国です。中国と韓国が参加していて、日本にとっては中国や韓国と結ぶ初めての経済連携協定(関税を低くしていく自由貿易協定とは違って、関税以外にも投資のルールなどを定めるものをいう)となります。

こちらの文献も参考にしました。

最後に

以上です。「こんなニュースがあったんだ」と知っておくだけでもプラスです。頭の片隅にでも入れておいていただけると嬉しいです。

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