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3年ぶりに賑やかなバンコクの菜食週間

2022年9月26日

 毎年恒例のバンコク中華街のキンジェー(タイ語)、菜食週間(中国語)、Vegetarian Festival(英語)です。地元タイ人も外国人もだいぶ戻ってきました。コロナ禍以前と比較するとまだまだですが、それでも3年ぶりの賑やかさ。

 タイ全国各地で行われる行事で、もともとは中国系住民のそれだったのが、近年は国内各地で催されて一般タイ人も参加します。10日間と決められており、身を清めるために魚や肉のほか、臭いのきついものを食べてはいけないという決まり事があります。期間中、ベジタリアン料理のみを出す食堂や屋台は「齋(ジェー)」という黄色の旗を立てます。本来は菜食、禁酒のほか性交も禁じられていて白装束が義務付けられていますが、厳密に守るのはタイ南部の人々がほとんどで、バンコクではあまり見かけません。

 菜食週間の期間中にバンコクの中華街に行くと、ピーナッツをキャラメルで固めたような極甘な菓子を木槌で叩いている屋台が出ています。毎回、見かけます。キンジェーは肉や魚を食べなければ、油っこくても甘くても大丈夫なのです(極端な味はダメと聞きますが)。

獅子舞の演舞を終えて帰宅する若者。運転手はシートベルトを締めていなければ捕まるものの、荷台に鈴なりの若者は捕まらないという不思議なタイの道交法。
犬の撮影の順番?を待つファラン(欧米人)。タイでも今年、個人情報保護法が施行。個人が判別できるストリートフォトグラフィーの公開が難しくなってこのカットも微妙なものの、はっきりとしたカメラ目線なのでOKと判断。


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