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人々の生活が続けば市場も続く 古い市場-3@バンコク郊外

2022年7月17日

 市場というより集落として100年続いているのだろう。昨日に触れた市場のように、ここもまた日々を暮らすために始まった商いが今に残っているのだと思う。

 バンコクの東側、プラウェート・ブリーロム運河沿いに昔からある「クローン・スアン100年市場」。東部サムット・プラカーン県と同チャチュンサーオ県にまたがる。市場の途中、足元に県境を示す線が引かれていたが、引き直していないため、今日訪れたら消えていた。

 在タイ外国人にも人気がある市場だが、売られている商品は地元タイ人向けが多い。店の半数近くが食堂。10年以上前に知ったときから「100年」と名乗っている。また、クローン・スアンは「スアン運河」という意味だが、実際には先に示したとおりプラウェート・ブリーロム運河に沿って店が並ぶ。

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