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富山側の合掌造りの集落は日の入り午後3時

2022年11月6日

 東尋坊を早めに後にして、特急→新幹線→鈍行→路線バスと乗り継いで富山県内の合掌造りの集落へ。3回乗り継ぐものの3時間しかかからず、着いたのは午後2時半だった。

オレンジ色のキハ40系、通称たらこ。城端駅にて。

 新高岡駅で新幹線を降りてローカルな城端線の普通列車で終点の城端駅へ。同駅で、やはり高岡方面からやってくる加越能バスに相倉口(あいのくらぐち)まで乗る。コロナ禍で利用客が減ったままなのか、バスの運行に苦労しているようすで、乗客は7人。

 ドライバーさんは風光明媚な山道を運転しながら、左右の車窓から見える風景を逐一説明、「スピードを落として通りますからね、カメラをお持ちの方はぜひ写真を撮ってください」とガイドを続けていた。城端線はローカルながら利用客は多かった。これなら新高岡駅からバスを利用すれば良かった。ドライバーさんが薦める冬に来たいと思う。

午後3時ですっかり夕焼け。

 目的地の相倉口の集落には、バスやマイカーで訪れた観光客の姿が多く見られた。真っ昼間午後2時半なのに、日差しはだいぶ柔らかい。30分もすると日が山に隠れ始め、集落に影がどんどん伸びてくる。午後3時を過ぎるとすっかり陰ってしまい、すでに日の入り。下界との時間差にまで考えが及ばす、うかつだった。店も閉まりはじめ、観光客もちらほら駐車場に戻っていく。

 夕方5時近くのバスに乗って帰る予定だったが、それまで時間をつぶせそうにない。運休から復活したばかりの午後3時半過ぎのバスがあったので、それに乗る。今回も短い滞在時間だったが、短すぎるということはなかった。帰りのバスは自分を含めて乗客2人だった。

 その後は富山駅まで行き、新幹線かがやきで東京駅へ。乗車時間はわずか2時間。

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