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接客レベル百点満点
2022年12月8日
ディスカウントストア内のドリンク屋台。屋内に飲み物を売る店があること自体は珍しくないというか当然なのだが、この店は衣料やら消費財やらが売られているメインスペースのど真ん中に開かれていて、「突然なぜここに?」という違和感あり。そんなことを思いながら前を通り過ぎていたら、売り子と視線が合った。
明らかに同性で、自分より背が高くて体重もありそうで(個人的に)近寄りがたいオーラを感じたものの、「袖触れ合うも他生の縁」ということで、何か注文しようと思って近づいてみた。「いらっしゃい」と言いながら、メニューを見せてくる。
「何飲む? いろいろあるわよ」
「これって紅茶だよね」
「そう。でも上に乗っているタピオカ切らしちゃっているから、安くしてあげる」
「じゃあ、これ」
「はい。そこのイスに座ってて」
「写真撮っていいかな」
「いいわよ」
「顔がちゃんと見えないんだけど」
「こんな感じ?」
クリームたっぷりでタピオカのトッピングというミルクティー65バーツ(200円ほど)が、タピオカなしで60バーツに。接客レベル百点満点の売り子でした。
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