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地元の人に「道頓堀」と呼ぶと怒られる

2022年11月5日

 鳴門市から昼12時ちょうどの高速バスに乗り、2時半には大阪駅に着く。地元の知り合いと何年かぶりに再会、夕食後に道頓堀商店街を歩く。

 この通りを「道頓堀」と呼ぶと、「御堂筋ちゃうの?」と怒られる。本人は怒っているつもりはないのだろうが、勢いのある関西の人から(正確には和歌山人)地元の言葉で言われると(正確には和歌山弁らしい)、怒られた気分になる。

 通りに沿って流れる運河を道頓堀川と呼んでも、通り自体は道頓堀ではないという。でも地図を見ると道頓堀商店街と書かれていて、地元の人が主張する御堂筋は直角に交わる別の道路。それを言うと、「御堂筋でええやん」と話題が強制終了される。個人的に、大阪辺りだと「ええねん」、和歌山辺りだと「ええやん」になると感じている。「ええんですかね」と、関西弁の影響を受けながら標準語で返す。

 「御堂筋」に来たのは10年弱ぶり。フグはいなくなっていたけど、カニはいた。カールおじさんがいなくなるかも知れないとニュースで騒がれた時期があったが、まだいる。グリコのサインは昔と色が変わっていた。

 宿泊先のホテルがある大阪駅まで戻ってきたら、コテコテ感のない女子が弾き語りをしていた。名前を覚えておいて後でツイッターを見てみたら、「弾き語りしてるゆずほっていう人」と自己紹介していた。漢字で柚帆、noteにもタグが存在していた。

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