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通信制高校、女子校・女子部が増加中!

通信制高校にも女子校はある!
女子校で身につける、本当の女子力

通信制高校にも人気の女子校や女子部があることをご存知でしょうか。
全国を見渡すと意外と多く存在します。また、新しい女子の通信制高校も誕生予定で増加傾向にあります。
【通信制高校 女子】と検索するだけでもこのくらい出てきます。

仙台白百合学園高等学校[通信制課程]
奈良女子高等学校[通信制課程]
清心女子高等学校[通信コース]
クラーク記念国際高等学校横浜青葉キャンパス[女子部]
飛鳥未来きずな高等学校小田原キャンパス[女子校]
飯田女子高等学校[通信制課程]
英風高等学校(2020年4月開校)
(編集部調べ。)

見逃したくない女子校のメリット

通信制高校に限らず、全日制高校もですが、少子化の影響を受けて、近年共学化が進んでいます。
しかし、女子が将来を真剣に考えるのなら、女子校の利点を見逃すことはできません。
ということは、将来何かしらの職に就いて働こうという女子なら、一度は女子校を調べてみる価値はありそうです。

その理由は、
異性の目を気にしなくても良いため、自由に学校生活を送ることができるのが第一です。
次に、古くから女子の将来像や生き方、働き方を考え続けてきた女子校だからこそ、教育理念に基づいた具体的な指導のノウハウを持ち、多方面に多くの人材を輩出してきた実績があるからです。

「女子に特化」が大きな強みに

共学の通信制高校でもキャリア教育はあるから、女子校にこだわらなくても良いのでは?そんな声も聞こえてきそうです。
でも、女子校のキャリア教育はきっと質が違います。女子に特化して教育できるのですから、共学よりも中身を濃くすることができます。

ここからは3つの利点に絞って、説明します。
第1は、女子の特質や女性らしさを肯定的・積極的にとらえることです。
キャリア教育の中で男女の特質や志向の違いを取り上げることは、共学では時間の都合上難しいはずです。ジェンダーフリーの風潮もあって、そうしたことはかえってタブーにもなりそうです。社会においては、もちろん男女平等ですが、だからといって女性らしさや女性の特質を否定する方向に走るのは間違いでしょう。
女子校なら、生徒は『女子校で良かった』という自己工程間に安心しながら、自分の将来を考えることができます。それは第2の利点にもつながります。

働き方、生き方が広がる


第2は、自分の可能性を、より広くとらえられることです。
結婚までに10年程度働き、産休後に職場復帰、あるいは非常勤やパートで新たな仕事に、といったキャリアが普通になっている現代。独身を通して仕事に生きる女性も珍しくありません。いまの女子生徒を母親世代の常識や感覚で縛ってはいませんか。
例えば、こんなことがあります。
ある女子校出身者の声です。
『保育士や医療事務だけじゃない。女性の仕事ってもっといろいろあるんだと、女子校に入って実感しました。実際に高校の先輩たちが男性と肩を並べて活躍しているのを知ると、それまで悩みに近かった進路選択が楽しみに変わりました。共学の高校に入っていたら、きっと女子だから○○という型にはまった進路選択をしていたかもしれません』
ただ、保育士や医療事務がダメと言っているわけではありませんので、この発言の趣旨を誤解しないでください。
最初からそれしか考えつかないのは、もったいないということです。
女子が活躍できる、あるいは女子だからこそ活躍できる場はたくさんあるのですから。女子校なら、その探求を強く後押ししてくれます。身近な実例もふんだんにあります。
女子教育にこだわる女子校では、かえって『女子だから』という固定観念から自由になれるような気がします。

自主自立の姿勢が身につく

第3は、社会で必要になる能力や姿勢が、学校生活で自然に身につくことです。
女子校について、しばしば言われることですが、中でも自主性や自立性は、やはり大きな特徴です。
共学だと、どうしても女子と男子で役割が分かれがちです。例えば、男子に重いものを運んでもらうとか、高いところにあるものを取ってもらうとかです。女子にしてみれば、何となくお願いしてやってもらう、やってもらうのがあたりまえという待ちの姿勢になりかねません。
女子校なら、、それがほとんどありません。重たかろうが高かろうが、何でも自分から動く姿勢ができます。また、なんとなくいつも男子の補佐に回るのではなく、自信と能力があるのなら自ら進んで主役を買って出る積極性も時には生まれます。

女性の社会進出が広がってきた日本ですが、仕事のうえで女性ならではの困難に直面することもあります。様々な課題を解決する能力や気構えを若いうちに養う場として、頼もしい存在の「通信制高校の女子校」を選択しに入れてみるのはいかがでしょうか。

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