#1 サクッと面白い授業(英語)
(なるべく)理屈で考え、答えを出していきます。
今回は東京大学の2022年の問題です。
ヒント
One fourth grader asked if he could have a specific book. “Of course!” I said. (ア)He didn’t think so, as his teacher had told him to check out a book with a yellow label.
(1) “Of course!”とは何に対する返答だったのか
(2) a specific book と a book with a yellow label は同じ類いの本か?
(3) この英文中で、check outと同じような意味の単語は?
ヒントに対する解答
(1) “Of course!”とは何に対する返答だったのか?
→ 質問に対しての返答なので、askedの後の内容への返答。これがsoの内容でもある。
また、図書室内での小学生との会話だと考えると、このcould haveは「持てる = 借りることができる」。
(2) a specific book と a book with a yellow label は同じ類いの本か?
→ asのイメージはイコールなので、「借りることができないと思った = 先生が言ったから」となる。
小学生が分からなくて聞いたということは、先生が言っている本以外の本ではないかと推測できる。
(3) この英文中で、check outと同じような意味の単語は?
→ outという単語は「go out:出ていく ➡ 消える」と「come out:出てくる ➡ 現れる」という逆のイメージを持つ。
ここでは「本をチェックして(図書室から)消す = 借りる」ということで、この英文ではhaveと同じような意味である。
答え
彼の先生が、彼に黄色いラベルのついた本を借りるように言っていたので、それとは別の、自分が借りたいと尋ねた本を借りることができると彼は思っていなかった。
それとは別の、自分が借りたいと尋ねた本 = a specific book
黄色いラベルのついた本とは別の本だということを示している。
本日はここまで。
今日もお疲れ様でした。
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