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先週のセキュリティニュース!

先週の注目すべきサイバーセキュリティニュースをお届けします!


■IoT機器を標的としたサイバー攻撃が増加傾向に

チェック・ポイント・リサーチが世界的に急増しているIoT機器へのサイバー攻撃に関する警告となるデータをレポートとして発表しました。

このレポートによると、国内では2023年1月~2月の2ヶ月間の間の「IoT機器を標的とした1組織当たり」の週平均サイバー攻撃数は91件となっており、2022年の1年間と比較してすでに68%増加する結果となっています。

2年前と比較すると3倍以上に増加しているとのことです。




■フィッシング報告件数、4ヶ月連続で増加

フィッシング対策協議会は月次報告書「2023/4 フィッシング報告状況」を公開しました。

2023年4月に寄せられたフィッシング報告件数は92,932件でした。
先月の77,056件から「15,876件」増加していました。
これで2023年1月から4ヶ月連続の増加となっています。

また、フィッシングに悪用されたブランドは92ブランドとなっており、クレジット・信販系21ブランド金融系15ブランドなど各分野で増加傾向となっています。



■中間者攻撃によるフィッシングが多発

フィッシング攻撃は中間者攻撃との組み合わせで非常に強力になるため、攻撃者の間で人気が急上昇しているようです。

2022年第1四半期から2023年第1四半期の間、人々の受信箱に届くフィッシングメールの数が35%増加し、この「中間認証フィッシング攻撃」のうち、ほぼすべて(94%)がOffice365認証を標的にしていたことが明らかになっています。



■ランサムウェアによるデータ暗号化が過去4年間で最高水準に

サイバーセキュリティを提供するSophosは、年次レポート「State of Ransomware 2023」を発表し、調査対象組織に対するランサムウェア攻撃の76%で、攻撃者がデータの暗号化に成功していたことを明らかにしました。

Sophoaが2020年にレポートの発行を開始して以来、ランサムウェアによるデータ暗号化の割合としては最も高いものです。

全体として、調査対象組織の66%がランサムウェアによる攻撃を受け、その割合は前年と同じとなっています。
このことは攻撃が減少したと思われているにも関わらず、ランサムウェアの攻撃率は安定していることを示唆しているとのことです。


サイバーセキュリティニュースが絶えずありますが、少しでも関心を持っていただけると嬉しいです!


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