ラグビー日本代表候補 左プロップ

稲垣 啓太 (パナソニック)

1990年6月2日生まれ 186cm 116kg

2023には33歳になるもののポジションの特性を考えた時に間違いなく必要な選手として代表に残る可能性が高いなと。スクラムに関してはあまりうまい印象はありませんがしっかり組めるしここから更に勉強すれば伸びやすいスキルではあります。ワークレートも直接的な運動量は落ちる可能性は否定できないものの、戦術理解度が高いのでそこでカバーすることが可能でしょう。実際アタック、ディフェンスのシステムに対して大きな影響を与える選手なので変わりとなる選手を見つけるのもなかなか難しいかなと考えます。16番としてゲームエンダーとしての能力も伸ばせる可能性もあります。そう考えると8年先まで見据えれるかもしれません。その為にはスクラムのスキルをもう1段階上げる事が望まれるだろうなと思います。

中島 イシレリ (神戸製鋼)

1988年7月9日生まれ 186cm 125kg

稲垣より年上なのは気になるものの、元々経験があったとはいえ短い時間でコンバートを成功させた適応力は驚異的であるでしょう。ボールを持った時の突破力やタックルの強さ等、単純なパワーを活かした対人プレーは日本代表歴代でもトップに入る選手と言えるでしょう。スクラムへのさらなる適用も見込めるなら、高さもあるのでラインアウトリフターとしても計算がたちやすいのもこれからのラグビーのポイントとしては優位に働くんじゃないでしょうか?リザーブの登録メンバーが減るなら様々なポジションに適応出来る存在は非常に大きくなるんじゃないでしょうか?

山本 幸輝 (ヤマハ)

1990年10月29日生まれ 181cm 115kg

ワールドカップ最終メンバーには選ばれなかったものの、ヴィクトリーロードの作詞等チームの雰囲気を作る上で欠かせない存在になってくれたのは本当に大きく評価も高いんじゃないかな?と思います。スクラムも日本でトップの安定感があり身長も181センチ登録なのでラインアウトのリフターで前なら及第点と言えるんじゃないでしょうか?タックルはうまいものの問題はアタックと戦術理解でしょうか?ヤマハのフロントローはまずしっかりスクラムを組んでシンプルな動きを求められるイメージですが代表は1番にもかなり戦術的負荷をかけるのでその対応をしきれるか?というのが焦点になるんじゃないでしょうか?年齢的にはガッキーと変わらないので問題ないかと。

三浦 昌悟 (トヨタ)

1995年6月8日生まれ 180cm 113kg

2019候補の中では一番若い選手やったもののその若さが上手くでなかった印象。東海時代からゲームを落ち着かせるタイプではあったので求められる役割に合わなかった面もあるかもしれないですね。
トヨタの文化で激しいコンタクトを求めれる中で強さのあるプレーが徐々に目立ってきた印象です。実際スイープなんかも激しくしっかりめくりあげていて評価されていい部分ですね。それを代表ではさらに気の利いた場面で使う事が求められると思います。ボールをもらう角度や次のプレーへの繋がりを意識した選択が増えてくれば一気にファーストチョイスになる可能性も考えられるんじゃないかなと。

三上 正貴 (東芝)

1988年6月4日生まれ 178cm 111kg

15年のレギュラープロップで19もレギュラーとして活躍を期待されていた選手ですが選出されませんでしたが、東芝の今シーズンの試合の様子を見てる限りまだまだ出来そうな選手ですね。
特にNZのコーチからの指導を受けてる事が代表復帰にむけても大きなプラス材料になりそうな予感もします。年齢とともに衰える面はあるものの、もともとスピード等で勝負するタイプではないのでゲームにしっかりリンクしていければ代表で再びプレーする姿も見れるかもしれません。

森川 由起乙 (サントリー)

1993年2月6日生まれ 180cm112kg

一説によればジェイミーが一番期待をして好みのタイプらしい。もともとロックで背が高いイメージもあったがそこまで高くないからそれはないかな?と。
フィールドプレーは良い時は良いけど今シーズンを見る限りでは自分で判断して動いたりって面に関してはいまいちな印象。
しっかり動きを決められてはまればボールキャリーの能力も高いので活躍をする可能性はありますがどうでしょうか?サントリーの順目のシェイプにこだわりすぎる戦術の被害者とも言える部分があるので代表に選ばれても適応に時間がかかるかもって懸念もあります。
それも関係ないような活躍をまずサントリーで見せてくれるしかありませんが。

石原 慎太郎 (サントリー)

1990年6月17日生まれ 181cm 105kg

体重が実際なんキロかはわかりませんが軽い(笑)その分ワークレートは非常に高いです。サントリーが後半にアタックのテンポが落ちない為には非常に重要な選手ですが単純なパワー不足が代表では物足りない要因だと考えています。そこをつけるにはもう時間は足りないかな?と思ったりもするけどこのポジションはわりと遅咲きの選手も多いので可能性はあるかな?と。テンポが速い中でもきっちり判断できたりディフェンスでもサントリーの中では相当気の利いたプレーもしてくれてるのでそこが解消されれば面白い存在。

李 城ヨン (三菱重工相模原)

1995年4月28日生まれ 171cm 110kg

相模原自慢のちっちゃいけど働きもので根性あるフロントローの一角。他二人も注目なんだけどここはメンターをしっかりつけてるのがすばらしいと思う。川俣、安江と1番の経験も豊富ながら2と3の経験ある選手をメンターにしてるこの選手はこれからの成長にも相当期待できるし一見の価値があると思います。サイズ不足だけは相当気になるけど使い方次第では大きな戦力になる可能性も感じます。

細田 隼都 (三菱重工相模原)

1995年6月29日生まれ 173cm 100kg

三菱の~(笑)ですね。この選手はランニング能力も高く慶応仕込みの魂のタックルも魅力的な選手ですね。似たような体格でも李が剛、細田が柔のようなイメージでトップリーグでも大きな存在感を示しています。三菱からは何人か選手を出そうと思ってますが面白いスカウティングをしてる印象です。

鶴川 達彦(ホンダ)

1995年5月12日生まれ 182cm 112kg

サイズ、スピード、運動量とポテンシャルは相当に感じるグー君の相方。なんかあんまりちゃんと調べてないけどおもしろい経歴の選手で山下が掘り出してプロップに転向させた選手よね?なんか独自の感性とかもありそうだし代表でしっかり育てたら面白そうな存在なので個人的には呼んでみて欲しいで言えば彼。経験を積むことで全てが延びそうなものを感じるから是非呼んでみて欲しい。

石田 楽人 (クボタ)

1998年1月9日生まれ 180cm 113kg

今シーズンのリーグがどうなるかはわかりませんが新人王候補上げろって言われたら筆頭にあげるかもしれない。スクラムは問題なく組めるしクボタFWの前列を引っ張る存在になるかも。2部から上がってきた専修をまとめてたリーダーシップもある選手だしクボタをもう一段階上に導く存在になれば代表候補レースにも大きな存在としてピックアップされるでしょう。

安 昌豪 (キヤノン)

1997年11月20日生まれ 177cm 112kg

明治のスクラムを支えサンウルブズトレーニングスコットにも入った期待の選手。ワークレートも高く期待がうかがえます。石田と同様に一年目からチャンスが多そうでキヤノンをもう一段階上に導く存在になるかもしれません。真面目さも魅力。

谷口 祐一郎(天理大学)

1998年6月4日生まれ 179cm 104kg

こちらもサンウルブズトレーニングスコットの選手。天理らしいディフェンス能力にスクラムを備えた好選手。ボールを持った時のゲーム理解も高い印象なので早く上のレベルでもプレーして欲しい選手の一人でもありますね。そこでどれだけのプレーが出来るのか興味深い選手です。

紙森 陽太 (近畿大学)

1999年4月26日生まれ 171cm 100kg

大学ラグビー最強スクラムメイジャー。彼とみんな組みたがっているらしい。高校時代からスクラム以外のプレーも得意な印象もある。ディフェンスもボール持った時のプレーもやし関西では飛び抜けた存在の一人なイメージ。身長のハンデを跳ね返せる選手になってもらいたい。

リサラ ミキロニ (日本体育大学)

2000年2月7日生まれ 187cm 139kg

今シーズンから待望のプロップ登録。イシレリの後釜として期待出来る存在になると思う。サイズはすでにワールドクラスだしボール持ってゲインする能力はイシレリ以上のポテンシャルを感じる。
ただまだそれ以外のプレーが未知数すぎるしそもそも1か3かもわからないですが今シーズン大注目のプレーヤーの一人なのは間違いないです。

木原 優作 (筑波大学)

2000年12月11日生まれ 175cm 101kg

一年生から筑波の主力として活躍するジュニアジャパン。ボール持った時の動きに抜群のセンスを感じる選手。同じジュニアジャパンの紙森がしっかりスクラムを組むタイプなら木原はフィールドプレーからゲームに入るタイプなイメージ。セットプレーはこれからどんどん良くなると思うのでガッキーの後継者としてタイプ的には近いかもしれない。

奥井 章仁 (帝京大学)

2001年 9月17日生まれ 178cm 104kg

ここはポテンシャル的に転向させて桐蔭時代に見せてくれた6番でのプレーをそのままやってもらえたらなと。
ジャンパーが出来ないからバックローは厳しいし2番のイメージの選手じゃない。
一番いいイメージのフィールドプレーをそのまま出来るのがこのポジションじゃないか?と言う意見ですね。今シーズンどこで起用されるかに注目です。帝京としては1番奥井。2番江良。とかになるとおもしろいかもしれない。

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