
大切なことを大切にする時間を作るために、服選びをアウトソース
こんにちは。newR(ニューアール)のおだぎりあいみです。
「newRパーソナル分析」サイトの一般公開にあたり、ユーザーインタビューを行いました。
今回は、自ら「newRのアンバサダー」とおっしゃってくださり、サービスの発展のきっかけをもたらしてくださった、そうちゃんこと西村創一朗さんに聞きました。
こちらのインタビュー記事は、スピーカー全員の承諾を事前に得た上で記事化しております。
インタビューは、話題のClubhouse(クラブハウス)にて実施。服選びに悩める、特に3、40代の男性の方の共感が得られそうなキーワードが盛りだくさんでしたので、なるべく会話のまんまをお届けしたいと思います。
<登場人物>
そうちゃん(HARES inc. 複業研究家・プロモデレーター)
山田さん(ファクトリエ代表・スペシャルゲスト)
かおりさん(newR代表)
あいみ(newR/CCO)
newRパーソナル分析とそうちゃんの出会い
あいみ:心臓がバクバクです。クラブハウスの手ほどきをどうぞよろしくお願いします。
そうちゃん: はーい。まず今日の背景を説明しますと、newRさんは、「newRパーソナル分析」という自分に合ったファッションとかを分析してくれるサービスを行われていて、ローンチ前に僕はモニターとして分析していただきました。
ユーザーインタビューをZoomでっていうことだったんだけど、僕がクラブハウスで公開インタビューしましょうって誘いまして、それで今、あいみさんは心臓がバクバクということですね笑。
あいみ:本当にいつも新しい体験の機会をありがとうございます!
早速ですが今日は「なんでこんなに応援してくれるの」とまず伺います。newRパーソナル分析のどのあたりが一番気に入っていただけたのでしょうか?
そうちゃん:前提として僕は面白い物が好きなんです。ストーリーが語れる商品が好きだし、哲学が好き。だからファクトリエさんが好きで好んで着てるみたいなところがあります。
高校生の頃とかは服選びが楽しかったけど、今32歳、大人になると服選びってコストでしかない。1時間うーんって悩んだからといってパフォーマンスが上がるわけじゃないじゃないですか。10秒で自分にぴったりな服を選べればいいんですけど、結局無難な物しか選べないとか、僕は自分のファッションセンスを全く信用してないので、ずっと悩んでいました。
誰かに相談しようと考えてパーソナルスタイリストの話を聞いたりしていた矢先に、僕とあいみさんの共通の知人の田美智子さん(でんちゃん)が「newRパーソナル分析のモニターを受けてすごい良かった」という投稿をしているのを見たんですね。
あなたにはこういうのが似合いますというのをマトリックスで示してくれる。こういうのがまさに欲しかったと思って、でんちゃんにぜひ紹介してくださいってコメントを送ったのがきっかけです。
実際に分析をやってみたら、自分があれこれ服選びに悩んでるよりも、お願いした方が時間も短縮できるしかつ客観的に見て自分に似合っている服を買えるとわかりました。
すごく自分にフィットしたので、「newRパーソナル分析いいよ~」って、勝手にシェアさせてもらってる感じですね。
あらかじめ言っておくと、一円ももらってないですからね笑。
あいみ:ありがとうございます!
そうちゃんには、このサービスの対象者を広げるきっかけをいただきました。それまでは分析シートのフォーマットも女性向けだったんですけど、そうちゃんに出会って男性側もニーズがあることがわかり、だったら広げたいねって。
嬉しいことに現在は全体の20%が男性のお客様になっています。私たちは純粋にお顔立ちだけで分析をするので、実際、年齢も体型も性別も特に関係がないんです。
推しブランドが、「似合う」でもっと愛おしくなる
あいみ:それから、ブランド研究のきっかけもいただきました。そうちゃんから最初に「ファクトリエ」さんが大好きというお話を伺ったので、かおりさん(newR代表)がファクトリエさんのサイトに出ているアイテムを隅から隅まで研究しました。
そうちゃん:今、実はファクトリエの山田さんも聴いてくださってます。僕、かれこれ1、2年ぐらいほぼファクトリエの服しか買ってないですよ。
ここで、そうちゃんがファクトリエの山田さんを招待!!!
あいみ:え、まさか?
そうちゃん:山田さんを呼んじゃいました。今日も工場にいらっしゃるのかな?
山田さん:そうなんですよ。工場から初めまして!
あいみ:声で初めまして。こんなことになるとは。
山田さん:ようやくお会いできて、声ですけど良かったです。
そうちゃん:ファクトリエさんの新商品がLINEで配信されてくるたびに、newRさんにどれが似合うと思いますかと聞いて、「この中だったらそうちゃんにはこの色のこのサイズですね」とリンクを付けて返してもらえるので、即ポチる、っていうのがお馴染みのパターンですね。
山田さん:見せていただいた西村さんとアイテムを合成した写真(分析シート)もすごい完成度ですよね。
そうちゃん:そうなんですよ、違和感がなくて本当に僕が着ているかのような完成度の高さ。
あいみ:分析シートは少しでもより良くしていこうと日々更新しているので、そうちゃんの頃の分析シートとはもうだいぶ見た目も変わってるかも。色分析も生まれたりして新しいシートも追加しています。
ここでかおりさんもスピーカーへ招待!!!
そうちゃん:かおりさんを呼んじゃいました。
かおりさん:初めまして。
山田さん:初めまして。
かおりさん:そうちゃんのファクトリエ愛が深くて、私たちも、そうちゃんにファクトリエさんの中で一番似合う物を探したいというのがモチベーションになっています。
山田さん:ありがとうございます。
かおりさん:そうちゃん、この前のブルーのニットはどうでした?
そうちゃん:すごい気に入って、先日の取材でも着ました。
あいみ:ご自身では選ばないって言ってた色ですよね。
そうちゃん:本当に自分では絶対に選ばない冒険の色でした。
かおりさん:「もちはだビッグパーカー」も2着買ったんですよね?
そうちゃん:そうなんですよ。ゆったりしているから僕にはちょっと大きいと思っていたら、「いやむしろ良いと思う」って言ってもらって。もし相談してなかったら買わなかった物を、大丈夫と背中を押してくれたことで買えたし、めちゃくちゃ気に入って2着目も買ったんです。
かおりさん:同じ色で?
そうちゃん:同じ色で2着です。
あいみ:制服ですね!
かおりさん:確かパーカーは、そうちゃんから相談をもらったのではなく、勝手におすすめした件ですね笑。結構パーカーの質感ってザラザラした感じが多いのですが、もちはだビッグパーカーの柔らかさが、そうちゃんの「朗らかさ」という印象とも調和するから絶対似合うと思いました。
あいみ:相談されてないのに「そうちゃんに良いの見つけたっ!」ていう感じでワクワクしましたね。
かおりさん:そうそう、ファクトリエさんからくるLINEを見て、これは!という物があると頼まれてないのについ。そうちゃんのファクトリエさん愛を知っているからこそですね。
あいみ:お客様から、推しブランドについての情報をいただくと、私たちも頭に置いてお話ができますよね。
かおりさん:それをそうちゃんと同じグループの多くの方におすすめもできる。好きなブランドさんのことを伺うことで、私たちのサービスを受けた他の方にもヒントになるなと思います。
そうちゃん:僕が知らないようなブランドを教えてくれたのもよかったです。
かおりさん:めっちゃ探しました。釣り具メーカーのとかもありましたね。カジュアル過ぎず機能性もあってとか。全部人力で探しています。
newRパーソナル分析はコーチングに近い?!
あいみ:私たちに出会う前後で、日常生活に何か変化はありましたか?
そうちゃん:やっぱり服選びに迷わなくなったことが一番大きいですね。
コーチングにすごく近いと思う。なんかモヤモヤすることがあったら、とりあえずコーチと話そうという選択肢があるから、結果、悩まなくなるっていう安心感があると思うんですよね。
服選びもそうで、newRの皆さんがいてくれることで迷ったら聞けばいいやというのがあるので、服選びがストレスじゃなくなりました。ファッションに関して、僕のストレスを取り払ってくれた感じがありますね。
あいみ:ストレスが取れた分、他のところに時間とかパワーをかけてもらえたら私たちもすごい嬉しいです。
そうちゃん:僕は服やファッションが嫌いということではなくて、むしろ本当は装うってすごく大事なことだなって思ってるんです。リモートワーク中心だからこそ、見た目の印象がより重要になるところだと思う。
でも、自分にあった服を選ぶというのは、感覚的なことですごく難しいこと。自分がこれだと思って選んだ服を、妻に「やばいよ」と言われるとかもある。年代を問わず結構みんな難しさを感じていると思うんで、そのストレスをまるっと無くしてくれたっていうのはめちゃめちゃ大きなことだと思います。
山田さん:西村さんと同じ悩みを感じている人、めちゃくちゃ多いと思います。きちんとして見えたいし、でも時間がなかったり、もしくは何を選べばいいかわからなかったりという人。
実際、ファッションが好きで全部自分でやれる人って、もしかしたら世の中の1%ぐらいしかいないんじゃないかなと思いますね。
好きな言葉は合理的、だからこそロジカルに似合うを定義する
あいみ:ちなみに、かおりさんってどういう人だと思いますか?サービスだけでなく、企業としてどう見えているのかを知りたくて。
そうちゃん:なんかこう「わかってくれてる感」がすごくあります。
かおりさんのnoteとかプロフィールを見ると、「好きな言葉は合理的」と書かれていますよね。いいとか悪いとかじゃなくってタイプなんですけど。
ファッションは、センスの世界のなかで生きていらっしゃる方が多い。その方の感性でいろいろ言ってくれるのもありがたいんだけど、何故なのかという理由をロジカルに教えてくれなかったりするんですよね。
僕自身、そこに納得感がないと全幅の信頼を寄せられないなかで、かおりさんって珍しくロジカルに「似合うを定義して伝える」という工夫をされている人。
資格もいろいろとったけど、それでは本当の似合うに対する納得感を得られないと、かおりさん自身が感じてきたということと、かおりさんが合理主義者だから、ロジカルさを求めてしまう僕にとっては、すごいありがたい存在だと思いますね。
あいみ:かおりさんの最大の特徴を受け入れてくださっていて嬉しいです。
かおりさん:AIがやっていると誤解されることも多いです。人力だけど。
そうちゃん:今のところ人力だけど、ゆくゆくはAIも?
かおりさん: POCもやりましたが、今は難しいという結論です。合理主義には反してしまうかもしれないけど、ラストワンマイルは人力が必要な気がしています。
AIであればZoomフィードバックもいらなくなるだろうけど、やっぱりきちんとお客様と話したいし質問も聞きたい。ちゃんと選べてるよっていうのも伝えたいし、それはやっぱりAIではできないのかなと思っています。
だから、AIでやることと人力の部分を分けること。AIでやるとしても顔立ちから一本筋ではなくて、その人の「好きと似合うのチューニング」みたいなことができたらいいかなと思ってます。好きを諦めて欲しくないから。
そうちゃん:newRパーソナル分析がいいなって思って100人とか1000人とかが一気に申し込みしたらパンクしちゃいますね。
かおりさん:申し込めないようにしている笑。
あいみ: 一人ひとりのお客様の分析の過程もアウトプットの作成も絶対妥協をしたくないので、現時点では、先にコミットできる枠数で公開しています。
オンライン完結ならではの楽しさ
あいみ:オンライン完結というのも良かったでしょうか?
そうちゃん:めちゃありがたい。
ちなみにファクトリエさんは銀座店があるんですけど、今住んでいるところが結構田舎なんでお店に行こうと思うと1時間半かかるし、行きたくても行けない状態というのもあります。
オンラインだと、クローゼットから服を出して、こんなの持ってますけどこれはどうですか?という会話もできました。
あいみ:お客様が、クローゼットから出して物を見せてくださることは、私たちもすごく楽しいです。
昨年は、送料無料サービスを始めた会社さんもありました。分析と送料無料というのは、いい組み合わせなのかなと。自宅で試着するその手前の意思決定がスムーズにできるというのが、この分析によってできますので。
そういえば一度、ファクトリエさんからも複数取り寄せていただきましたね?!
かおりさん:そうちゃんは返品をやったことがなかったんだけど、私が送料無料だからと、サイズ違いを取り寄せてもらいました。
そうちゃん:二つのサイズ、どっちも買っちゃおう。似合わない方を返品しようと。
あいみ:返品させていただきました。山田さんすいません!
山田さん:全然大丈夫です!
そうちゃん:中国とか、海外でもまとめて買って似合う物だけ残すというのは増えてますよね。そういう買い方を僕はやったことがなかったからすごく新鮮でした。
かおりさん:Zoomを繋いで開封の儀からやって、どちらがより似合うかを一緒に確認して納得しましたよね。
あいみ:オンラインでも「納得して買う」という買い方がきっと増えていきますね。
そうちゃん:そうですね。それで服選びのコストもハードルも下がって失敗がなくなるから、その分たくさん買えるようになるかもしれないですよね。
画像引用元:Factelier(ファクトリエ )
かおりさん:前に頼んだニット、9月のニット、10月のパーカーというので、サイズ比較したりとかして出す分析シート、あれがあると選びやすくないですか?
そうちゃん:めちゃくちゃ選びやすいですよ。
あいみ:一度分析を受けていただいている方が、次にこのアイテムどうですか?今回の新作の中でどうですか?とオプションで聞いてくださると、その方のクローゼットが私たちの頭の中にもできてきます。結果として前に買われた物との組み合わせ提案も生まれるのが面白いです。
自分に似合っている安心感と、良い物を長く使いたい気持ち
あいみ:前原光榮商店さんの傘も買われましたよね。洋服だけじゃなく、小物も「似合う」を提案できるんです。
そうちゃん:僕の人生史上最も高価な傘で勇気がいりましたが、自分に似合っているっていう安心感と、やっぱり良い物を長く使うっていうことも大事なことだなって思ったので、思い切って買っちゃいました!
そうちゃん:こういう意思決定も、やっぱり自分一人じゃなかなかできない。高いお金を払って買って外れたら最悪じゃないですか。外れたら怖いから、安い物しか買わないというのもあると思う。
でも似合っていれば長く使えるし、良い物だと耐久度も高いことが多いので、長く使える良い物を、少し高いお金を払ってでも買うっていうことが、背中を押してくれる人がいるからできる意思決定だなと思います。
大切なことを大切にできる時間を作るためのアウトソース
かおりさん:そうちゃんもすごい合理主義者。こうしてそうちゃんと接することによって、「アウトソース」できるって自分もさらに強く思うようになりました。
私は食に時間をかけるのが嫌。特に平日のお昼は、作るのも食べるのも面倒に思います。でも食べないとパフォーマンスが落ちるから食べなくちゃいけない。ということで、考えるのも調理も0秒で済むベースフードさんの完全栄養パンのサブスク購入に行き着きました。
自分がやりたいことに集中するために、それ以外の自分の中では優先度が著しく低いことは切り離していいんだっていうのを、そうちゃんから教わりました。
合理主義者って「偏愛」がある気がします。そうちゃんのファクトリエさん。私はプレスバターサンドさんへの愛とか。
そうちゃん:僕もプレスバターサンド大好きで、全種類食べてます。新しい味が出る度に買います。広島限定とか言われると、それを買いに広島に行きたくなっちゃうぐらい。
かおりさん:わかるー。愛していると、そういう思考になっちゃう。
そうちゃん:今の時代、ウェルビーイングとかって言われてますけど、結局「自分が大切にしたいことを大切にする」のがすごく大事。食がすごい楽しみだっていう人がいれば、服選びの時間がすごいトキメクっていう人ももちろんいると思う。ベースフードさんや、newRパーソナル分析など、選択肢を活用して、大切なことを大切にできる時間を作るために、大切じゃないことはアウトソースするというのは重要なことだなと思います。
あいみ:なんかすごい話まで広がりました。
私たち、そうちゃんにも山田さんにもリアルではお会いしたことがありません。この状況が落ち着いたらゆっくりお会いして、素材を触りながらのお話もできたら嬉しいなと思っています。
そうちゃん:それが最大の醍醐味ですよね。オンラインを通じて出会って、リモートトラストを築いた人が、リアルで会ったときの感動ってすごいです。「生あいみさんですか」みたいな笑。
あいみ:笑。
最後に聴いてくださってる方ありがとうございますと言った方がいいのかな?
そうちゃん:常時30人ぐらいの方が聴かれてました。
皆さん、「newRパーソナル分析」でググれば、詳しいことが出てきますよ。
あいみ:そうちゃん、最後までありがとうございます!
では本日はこの辺で失礼したいと思います。ありがとうございました。
・・・
そうちゃんがnewRのことも書いてくださった記事
newRパーソナル分析サイト