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新入社員の「つまらない」をチャンスにする考え方

こんにちは
NEWONEの新入社員(22年度入社)の渡部です。
2022年8月現在、私は入社して4か月となりました。
先輩たちの背中に食らいつきつつ、苦しみつつ、進んできた4か月でした。
もちろん楽しいと思えることもありましたが、できないことに出会う回数の方が圧倒的に多く、「つまらない」と感じることが多々ありました。
他社で新入社員として働く方にも同じような経験を積まれている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
また、人事担当者の方を筆頭に新人育成に携わっている方の中にも、「つまらない」と嘆く新人や、つまらなさそうに業務に向かう新人を目の当たりにしている方もいらっしゃるかと思います。
そんな方々へ向けて、私なりの「つまらない」をチャンスに変える考え方をお伝えします。

「つまらない」の正体

「つまらない」をチャンスに変える前に、「つまらない」の正体を考えてみましょう。
皆さんが「つまらない」と考えるシーンを思い描いてください。
ちなみに私は、毎日が同じことの繰り返しになっていると「つまらない」と感じることが多いです。
同じことを繰り返すということが、同じ結果を生み出し、そこからは、何の驚きも生まれず、ただただ無感情に、機械的な時間を過ごすことになることが、「つまらない」と感じます。
要するに私は、潜在的に「新しい価値観に出会う経験」を望んでいるのだと思います。
そんな経験が積めないと感じると「つまらない」と感じます。
皆さんの「つまらない」の正体は何でしたか?
「業務がうまくいかないから」という自己効力感の低下が「つまらない」かもしれないですし、
「自由に自分のやりたいことができない」という自己決定感の不足が「つまらない」かもしれません。
ここで言いたいのは、「つまらない」の正体は、人それぞれだということではなく、何かが足りないから「つまらない」と感じているということです。

「つまらない」なら詰めてしまおう

何かが足りないから、「つまらない」と感じてしまいます。
私の場合、「新しい価値観に出会う経験」が足りないから、「つまらない」と感じます。
では、話は簡単で、詰めてしまえばいいのです。
ここで注意したいのは、目の前の業務や環境自体を変えることはできない、ということです。
「つまらない仕事だから、おもしろい仕事に変えてほしい」ということではありません。
それは、詰めているのではなく、代えているだけです。
半分水の入ったコップの話があります。
「半分しか入っていない」ととらえるか、「半分も入っているか」ととらえるか。
どうとらえるかは自分次第で、どちらのとらえ方も大事だという話ですが、
ここでは、コップを目の前の業務としてとらえ、「もう半分は何を入れるか」考えることにしましょう。
皆さんは、何を入れますか?
水を入れれば、これまで通りの業務が完成するかもしれないですし、
お茶の葉を入れれば、お茶に、花を活ければ花瓶に、金魚を入れれば金魚鉢になるかもしれません。
何を入れたって、コップがいっぱいになれば、業務は完成するのです。
何を入れたって自由です。
何を入れるかは自分次第で、その業務をどんな業務にするかは自分次第です。


「つまらない」はチャンスだということ

「つまらない」と思った時は、自分なりの何かを詰めるチャンスかもしれません。
それは私の場合は、「新しい価値観に出会う経験」かもしれないですし、
誰かの場合は、「自己効力感」かもしれません。
同じ業務を遂行したとしても、自分で工夫するポイントはいくらでもあります。
成果は同じでも、業務に何を詰めて完成させたかによっては、
自分にとっての意味合いが異なってきます。
「つまらない」は、何かの不足であり、自分なりの価値を詰める余白がある状態です。
「つまらない」をチャンスに変えて、仕事を楽しくできると
「つまらない」が待ち遠しい時が来るかもしれません。


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