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ピロリ菌をそろそろ追い出そう

会社を辞めようと決めてから、
今のうちにやっておくことリストを作ってみた。
(こういうことは仕事が早いわたし。)

そのうちの1つが、「ピロリ菌除去」(笑)
会社員の間に、ピロリ菌に出て行ってもらわねば。

今まで、人間ドックの血液検査で何回か検査を受けるも、
「陽性」だったり、「陰性」だったり、あやふやだったのだ。

毎年のやりたい100のことリストでも、
「ピロリ菌の除菌をする」と書いているくせに
もう5年くらいほったらかしてました。

締切がないと、人間はなかなか行動しないもの。

今度こそ、「胃カメラ呑んで、ピロリ菌がいるかいないか、
白黒つけるときがきた」と軽く武者震いしながら、
いざ胃腸科へ向かう

・・・・そんな訳で、初の胃カメラ体験
担当は、朗らかでラブリーな50代の男の先生で、
胃カメラのスペシャリストらしい。
「胃カメラは初めて?
 だったら、鼻からにしましょうねー。」
歌うように宣告を受け、「鼻から」胃カメラに決定。

液体麻酔を鼻と喉からたらして、麻酔が効いてから、
ベッドに左肩を下にして、横たわる。
わたしも一緒に胃の中を見ながら、胃カメラを挿入するのだ。

鼻からズルズルと細い胃カメラコードが入り、
まずは「食道」をゆっくり通過。

「食道、きれいねー。」

褒めていただき、あ、ありがとうございます。
さらに、ズルズルズルと胃に向かう。
ううう・・・。
そんなに苦しくないけど、左目から涙がタラタラと
勝手に流れ落ちる。

「胃は、ポリープはないね。
 あー、やっぱりピロリ菌がいるね。
 ピロリ菌がいる胃の表面は、こんな状態で荒れてるの。」

わたしが見る限り、そこそこ綺麗なピンク色に見えるけど、
ザラザラした表面が胃炎で荒れている証拠らしい。
数十秒で、胃カメラ終了。

「確実に診断するために、次は呼気検査をするね。」

え・・・? 胃カメラだけじゃ、確定じゃないのか。

検査薬を飲んで、15分くらい待って、
息を検査キットに吹き込み・・・・判定。

祝!ピロリ菌保有がめでたく確定!とほほ。

ここでやっと、ピロリ菌除菌の薬を1週間分処方してもらう。
朝晩欠かさず飲んで、1か月後に除菌できているかを
再検査する・・・という流れだそう。
成功率はだいたい90%と聞いたので、とにかく成功してほしい。

胃カメラ+呼気検査代が、6020円。
除菌薬が1980円。

ただいま、せっせと朝晩薬を飲んでます。
ピロリ菌よ、さっさと立ち去っておくれ。

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