役目を終えた災害用保存水が再び輝くことができる新しいステージを考える
・5年に一度、買うものがある。その季節が到来した。
・災害用備蓄品の保存水だ。
・自分ひとりならまだしも、家族がいるわけなので、災害時に3日は生きていいけるものを備蓄しておくとよい、という金言を実直に守っている。
・そういうことができるぐらいには大人になった自分を、たまには肯定してやらないといけない。
・保存水を含め、いくつかの保存食をシステマチックに管理しており、それぞれの品目ごとに期限が近づくと自分と奥様のメールアドレスに通知が来るようにしている。
・今回は保存水がまもなく期限切れ、との通知がきた。
・早速、新しく5年保存水を購入した。
・で、考えてなかったのは、期限の過ぎた保存水はどうするか?
・5年の役目を終え、ありがとうの気持ちとともに飲んであげたいところだが、しっかり5年経っているのでちょっとアレだな、という、保存水の気持ちからするとあまり感じが良くないだろうなという考えが湧き上がる。
・みなさんもちょっと考えてみて欲しい。
・きっちりと期限が過ぎた保存水を、わざわざ飲むか、と。
・だからといって捨てるのも忍びないので、話し合った結果、非常用生活用水として引き続き保管することにした。
・飲料以外の目的で、まだまだ彼は活躍できるはずだ。
・さて、最近困っていることの一つに「フリック入力」が挙げられる。
・僕は従来からのガラケー入力を続けてきたけれど、慣れるとフリック入力のほうが早いとよく聞くので、ぜひ習得したいと思い3週間ほど前からフリックしている。
・スマホで高速で入力できれば、日記もスマホでさらっと書けるなと思った。
・設定で「フリック入力しかできない」というふうに縛ると、否応なくフリックになるので良い、と書いてあったので、そうしている。
・その記事では1週間ぐらいで慣れ始めるということだったが、これが驚くほどに慣れない。
・3週間たつけれど、まだ、母音あいうえおの方向感覚が染み込まない。
・これはちょっとダメかもしれないと思いながら、一応まだ諦めずに訓練中だ。
・そんなビハインドもあるので、他の方法で文章を早く打つ方法がないかと考えた。
・PCをよく使う仕事を20年以上続けてきたにも関わらず、タイピングの習得を適当にやり過ごしてしまった過去があり、あまり早くない。
・最近はWEB会議で画面を共有して説明する機会があるが、あの場面でタイピングがたどたどしいと、とたんにメッキが剥がれる。
・この日記は、タイピングの練習も実は兼ねている。なるべくキーボードを見ないように、ミスタイプがないように、頑張っているつもりだ。
・でもそれが上達してくるのはまだ時間がかかると思われるため、なにか手っ取り早く文書が早く書ける方法が、と考えて、音声入力もやってみた。
・今朝、散歩中にiPhoneのメモ帳を起動し、純正のイヤホンマイク越しに音声入力(siri)で喋りながら歩いてみた。
・これはかなりいいんだけど、やはり、一人でボソボソ喋りながら閑静な住宅街を歩く40代はあまり見栄えが良くない。
・なんとか電話でだれかと喋っているようにカモフラージュはしてみたものの、そんなことをしている自分に対し自意識が邪魔をして、いい感じで言葉が続かない。
・歩きながらでなくて、公園などでちょっと人から距離をとれる場所をみつけてやるのがベストだろうなと思い至った、という収穫で今日は良しとした。
・毎度のことながら、びっくりするぐらいのスピードで土日が過ぎていく。
・しかし、2月はカレンダーが良い。
・祝日が2回あり、来週は水曜日がその祝日に当たる。
・毎週水曜が休みだったらいいのにな。
・というモラトリアムなことを考えながらも、とりあえず、もうどう見ても大人なんだから、期待されている仕事をちゃんとやれよ、と自分に言い聞かせ、日曜日の残り時間を過ごしたいと思う。
(end)
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