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人生を変えていくには(何者でもない自分からの脱却)

こんばんは、MAPです。

約半年が経過しようとしている今、考えていることをまとめたいと思います。


無気力と焦り

時が経つのは早く、すでに半年が経とうとしています。
妻の死が記憶から消えることはありませんが、この半年は必死に生活を立て直してきたことから、あまり感傷に浸る余裕もなく毎日が精一杯でした。

一方で、最近はふとした瞬間に涙していたり、ちょっとした出来事で涙が止まらなくなることがあります。特に人への感謝は大きく、どんなに些細なことでも助けてもらったことが本当にありがたく、後から想像しただけでも涙が出てきます。

無気力というのは、このnoteの初回で宣言していたミッションはほとんど何もできていません・・・。
全くやる気が起きないのです。毎日が精一杯で余裕がありません。
正直、人のことより自分のことです。社会のためとか、人のためとか、地域のためとか考える余裕はありません。

自分は今、何を目指していて、どこに向かっているのかさえ分かりません。
唯一、今日1日を何事もなく平和に生きられたことに感謝ができます。

元々「大義」や「何のために生きるか」ということを意識したい人である自分にとって、このような状況は無気力になってしまうのです。

自分は何のために生きているのか・・・・。

一方で、現代はSNSによって友人や知人がどう過ごしているか知ることができます。積極的に見に行くわけでもありませんが、仕事の上でも利用するSNSは友人知人の今を嫌でも知ることになります。

現時点では、それらの投稿を前向きに受け取ることができず、焦りや嫉妬の気持ちが強くなります。「なんで自分だけが・・・」と。

特に、周りの仕事上の活躍などは、自分自身も仕事が好きなことから、不安や焦りにつながり、なるべく自分自身のダウンタイムを縮める方が良いという思いになります。

現実としては、今の仕事は全盛期の半分以下の状況です。半分減った部分は完全に家事に時間を取られています。

身内や友人からは家政婦にお願いするなどの話を頂きますが、現実的には家政婦には頼れない部分も多くあります。

自信を取り戻すために

正直、少なくとも次女が小学校になるまではディフェンス(守り)が続くことは覚悟していました。(もちろんもっと続く可能性があることは考慮しています)

とはいえ、この変化の早い時代にディフェンスであることは、自分にとってとてつもなく不安な状態にあります。元々自分はオフェンス(攻め)が特になプレーヤーなのかもしれません。

とは言え、正直、このような状況でも最低限の仕事や家事を一人でこなしているシングルファーザーとしては、それなりに合格ラインにいるのではないかと自負はしています。

その生活ぶりは以前のnoteにも書きましたが、ほぼ滞りなく生活は回せていることからも分かっていただけるのではないかと思います。もちろん多くの方々の支援によって成り立っています。

一方で、このようなディフェンスの時期に、自分が自信を持つために何をするべきかと考えた結果、「自分自身を劣化させないようにする」でした。

それは、以前から行なっていた体型維持を目的としたトレーニングも、それ以上を目指すメニューに変えて身体づくりをしています。

また、食事や睡眠へのこだわり、サプリメントの摂取、女性には到底及びませんが美容に関する気遣いなどに投資することにしました。

これは、今、自分がコントロールできる時間内でできる最大限の努力であり、逆にこれによって人に会うときにマイナス(不幸な人だという)オーラを持たれないように、自分自身の見た目が「生き生きとしている」、「若さや自信を感じる」といった印象を持ってもらえるような人でいたいから取り組んでいます。

何者でもない自分をどう捉えるか

とは言え、今の自分自身は「何者でもない」というのが現実です。
別にそれが悪いわけではありませんし、何も焦る必要はないのかもしれません。おそらく世の中の大半の人と大きな違いはないのかもしれません。

それでも、自分自身は「何者かになりたい」という希望は常に持っていたい性格なのです。

自分は、この人生最大のどん底を這い上がって「何者かになりたい」。
この運命を意味あるものとして捉えて、このままで終わりたくない。
一度しかないこの人生を精一杯生きて、後悔のないように全うしたい。

そんなときに、とある先輩から薦められた下記のセリフ。
シンプルに心に残りました。

北野武監督・脚本の名作『キッズ・リターン』(1996年)のラストシーンで、主人公の2人がつぶやく、有名なこのセリフ。

「マーちゃん、俺たちもう終わっちゃったのかなぁ?」「バカヤロー、まだ始まっちゃいねぇよ」

映画『キッズ・リターン』より

次回は、思いつくままに書きたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

MAP

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