就任直後から外交の舞台に出ずっぱり アルバニージー首相の最初の100日
際立っていた気候変動への向き合い方
前政権との違いは脱炭素化への前向き転換
就任100日目を迎えた8月29日、アンソニー・アルバニージー首相は、首都キャンベラのナショナル・プレス・クラブで演説を行った。「空費された10年の後、我々は1日も無駄にしていない」と、前保守連合(自由党・国民党)政権に対する批判は手厳しい。9年ぶりに政権奪回した労働党が、ただちに全力で取り組んできたこととして挙げたのは、次の7つだ。
●エネルギー供給網の安定を回復する
●洪水の影響を受けたコミュニティーに支援を届ける