【企業】ダイムラーと「縁切り」したルノー 次は日産との関係解消か?

🔹カネがないルノー、「大株主」仏政府の悲鳴

 5月に明らかになった、日産自動車と独ダイムラーとの11年にわたる資本提携の解消。提携当時は「世界第3位の自動車グループ誕生」と騒がれたが、尻すぼみで終わった。

 しかし、このニュースで注目すべきことは他にもある。3月には、日産を経営支配する仏ルノーが、ダイムラー株を売却していたのだ。実はルノーの資本提携解消はダイムラーで終わらず、日産や三菱自動車との3社アライアンスにも「飛び火」する可能性がある。

 ルノーがダイムラー株を売却したのは、共同事業が進まず協業のメリットがなくなったからとされているが、本当にそうか?

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