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そんなに甘くない!壁高い企業の農業参入 オリックス撤退、参入企業の60%超が赤字
製造業とは違う自然相手
短期的な収益ばかりを狙っていたのでは
安倍政権以来、自公政権が“新農政の柱”と肝いりで推進してきた「大規模化」と「企業化」(企業の農業参入)が大きな壁にぶつかっている。オリックスが赤字を理由に、昨年の長野県内での野菜生産に続き、兵庫県養父市の国家戦略特区で展開する農業事業から全面撤退したのがその代表例である。大手企業では、ここ数年だけでも、ニチレイや東芝など退場の動きが相次ぐ。