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奄美の醸造酢(きび酢)

奄美大島が大好きな私のお気に入りのお酢をご紹介いたします。

サトウキビから作られるきび酢です。テレビ等でかけろまきび酢が紹介されてから、益々人気の貴重品が超貴重になってしまいました。

私が工場見学に行ったのは、奄美に住んでいた11年程前になります。その頃は全国的には今程知られていませんでした。しかし、当時も貴重品で奄美でしか絶対にできない神秘的なお酢です。


ある日、チャーハンに数的垂らして炒めてみました。
「な、なんだ、これはビックリ❗️」
豊富なアミノ酸の力でしょうか、まろやかな味で美味しかったのです。

という事で、興味津々の私は夫と観光がてら加計呂麻島のJAあまみのキビ酢工場に見学に行き、根掘り葉掘り聞いてきました。

加計呂麻島といえば、映画『男はつらいよ 寅次郎紅の花』の最終作のロケ地になった、青い海が広がる絶景地です。そんな自然豊かな島で、きび酢は、黒砂糖を作る過程の途中で作られていました。

タンクに入れてあるサトウキビの汁が、人の手を加える事なく自然に、プクプクと発酵しているのを実際に見せてもらい試飲をしました。
当然ですがツーンとした酸っぱい味でした。

なかには上手く発酵してくれないタンクもあるそうです。本当に自然の力は偉大だと感慨深くなり、サトウキビの生産、キビ酢の製造、販売をされる方々其々のご努力が身に染みました。

製品になったきび酢は、酸味がそれ程強くなく発酵の香りがします。他のお酢に少し足して混ぜても良いと思います。
また、はちみつを入れて飲むとアミノ酸豊富なドリンクになり美味しいです。私は大好きで拝んで飲みたいくらいで、魔法のお酢だと思っています。

現在は、加計呂麻島と与論島のキビ酢がブレンドされ奄美きび酢としてあまみ農協で製造されています。



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