変通
2009年4月にみた夢のはなしです。
わたしは、とある寺の本堂の前で崇高なおじいさん(仮り名)と並んで話をしていました。
それはタロットカードやその体系やしくみについてで、
最後にその氏が、しみじみとこういいました。
「つまりTAROTは変通するということだろう?。それだからよほど・・・(全てを知覚するには)よほどの時間がかかる」
つづけてわたしが
「いえ、わたしがいいたいのは・・・・・・ということです」
というと、
「だからそれを変通というんだよ。はっはっは」
と核心を押さえられました。
(あぁ・・さすが高い意識に生きている方だな~。よくもそんなコンパクトなことばで従来のタロットの歴史をも網羅されたものだ)と、内心感動していたのですが、
夢から覚めて、
あれ?「へんつう」ってことばが実際にあるかどうか、それすら知らなかったわたしはその単語と意味を辞書で調べました。
そこには、「変通」
(名)スルその時その場に応じて自由自在に変化し適応してゆくこと。
「―自在」「旧物を墨守して―を知らず/文明論之概略(諭吉)」
とあり、
あー、あの崇高なおじいさんは諭吉っつあんだったのか。
夢の中で得た鋭い指摘に、ふたたび感動しましたとさ。
Emeru
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