八重干瀬(やびし) 海底の宝島
1983年(昭和58年)から2014年(平成26年)までは、サニツ(旧暦3月3日)前後の数日間、八重干瀬まつりとして宮古フェリー及びはやてが保有するフェリーによる八重干瀬上陸ツアーが行われ、毎年2,000-3,000人が八重干瀬に上陸していた。このような観光上陸に対しては生態系の荒廃を招くとの批判もあり、サンゴ礁ガイドの試験導入やガイドライン策定の取り組みなどの対策が行われていた。しかし、2015年(平成27年)の伊良部大橋開通に伴い両社の平良港 - 佐良浜港間の定期航路が廃止されフェリーが売却されたため、2014年(平成26年)のツアーが最後となった。-wiki
今では人間が上陸することがなくなり、サンゴ礁が観光客の足に踏みつけられる心配はないが、
宮古島は観光客誘致に積極的で、開発のために島の資源である自然を損ねてでも尚建設ブームが止まらない。
海岸線にリゾートホテルを連立してみたり、島の歴史の根源である御嶽での祈りや神事を保全し継承することより、経済のほうが優先であるようにみえて、時代は移り変わるといえど個人的にはさみしい気持ちだ。
Emeru
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