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解約

Audibleはけっきょく解約した。
無料期間はあとひと月あったけど、体験としてはじゅうぶんだったし、続ける気もなかった。

読んだ(聴いた)本は9冊。

ナチスは良いこともしたのか
ザリガニの鳴くところ
未明の砦
リバース
硝子の塔の殺人
祝祭のハングマン
復讐の協奏曲
殺戮の狂詩曲
朝日新聞政治部

あと、プロセスエコノミーをリタイア。

Audibleを聴くなら湊かなえさんの小説は大変におすすめ。
だって朗読者が豪華すぎるもの。
松雪泰子さん、小池栄子さん、榮倉奈々さん、稲垣吾郎さん…。
私は未読だったリバースだけ聴いたけど、朗読は藤原竜也さん。抑制のきいた演技と聞き取りやすい朗読。ほんとによかった。

Audibleを継続しない理由はやっぱり聴き心地がよくないこと。
読むのと同じスピードで聴くことができないのがつらい。
いや、同じスピードで再生できるけど、早送りの音声は聞き取れないところが多くなるし、慣れることができなかった。

それと、聴き心地は朗読者にも左右される。
私は色のついた朗読は苦手だ。
抑揚をつけずに淡々と話してほしい。
そしてそういう朗読は少ない。

よかった点は、前にも書いたけど、疲れにくいことと歩きながら聴けること。
おかげでけっこう歩いた。
たぶん、ジムで聴いたりするのがいいんじゃないだろうか。
捗る気がする。

AIが朗読してくれたらもっと安くできるのではないかと思ってたけど、人の声というのは素晴らしいものだ。
音楽と同じで、微妙な揺らぎがあるからこそ長時間聴けるし、味わい深いのであって、機械的なスムーズさが聴きやすさを担保するかどうかはわからない。

さて、これからはピアノ関係の本を消化していこう。もう20冊くらい積んである。
もちろんすべて紙の本。
仮にAudibleがあったとしても、それを選ぶのはなんか違う。
しっかり本と向き合ってこそ得られるものがある。それには目と手が必要なのだ。


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