【高級住宅街】苦楽園と六麓荘を探索
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※2022年12月探索
西宮七園に数えられる苦楽園と隣接する六麓荘を歩いてみました。いずれの高級住宅街も明治期から大正期に開発され、所謂阪神間モダニズムを形成した地域の一つです。
都市部に程近いにも関わらず、山岳地であり緑が多く落ち着いています。
しかし、それはつまり(自動車移動が主とは思うが)、坂道がきついということでもあり、徒歩移動はかなりきついということでもあります。
バス路線もあり、苦楽園は阪急バスも開発に関与したようだが、駅からはやや遠いのは難点です。
阪神間の発展に寄与したのは阪急電鉄などによる鉄道路線敷設によるものでもありますが、鉄道駅からやや離れた山岳部にも開発されるのが関西の特徴です。
今度、紹介しようと思いますが、六麓荘と似たような住民協定がある田園調布や学校が開発した成城など関東地方の著名な高級住宅街の方がより鉄道駅を中心に開発しているという印象です。
ざっくりこんなルートで歩きました。
1.苦楽園
まずは阪急電鉄の支線である甲陽線の苦楽園口駅からスタート。おしゃれな感じの駅前通り。
早速、庶民の味方ラーメン店で昼食。ラーメンですら高いと思う今日この頃です。
普通の住居の間にいかにも高級そうな賃貸がちらほら見えてきました。「ヒルズ」とつく所が多い。
公園もあり、静かに散歩もできる。来たときは警察官が何かしていてトイレが封鎖されており、少し物々しい雰囲気だった。
苦楽園筋に入るといよいよ登り坂もきつくなる。麓には「一応」庶民的なスーパーである関西スーパーもあった。一応の意味はまた機会のある時に話す。
「一番町」というのだから、そろそろこの辺から高級住宅街という雰囲気も出ていいところ。
wikiによるとこの辺りの路線が阪急バスのルーツなのだとか。
登った所には、学校が立ち並ぶ。
特に県立西宮北高校は「涼宮ハルヒシリーズ」のモデルにもなり、聖地とされている。
また、統合でも話題になった。
2.六麓荘町
電柱がなくなるといよいよ芦屋市に入り、六麓荘に入る。こちらはザ豪邸街であり、ほとんどコメントすることもないくらい「すごい」。ではそんな六麓荘の豪邸をどうぞ!
六麓荘ヒルズ。制限されている電柱があり、しかも賃貸であるが、六麓荘と名乗りつつ所在地は西宮市苦楽園四番町。
確か、田園調布にも浄水場があったが、目立たないようにしていた。六麓荘の方は堂々と隠さず浄水場がある。
私から言えば交通利便性が悪いので住みたいと思わないのだが、まだまだ建設中の建物があるくらいには魅力は衰えていないとも言える。
六麓荘といえば、この緑色に塗装された電灯である。また結構公園らしい公園はないが、木々も多く見られる。
六麓荘は学校の建設は可能である。私立の芦屋学園が運営する学校が町内に点在するが、成城のように学校が主体となって開発した街ではない。
交番も何処と無く、洒落ている。
道端も広くなりだいぶ下ってきた。
まだまだ芦屋らしく大きな家が並ぶが電柱が現れる。六麓荘の協定が及ぶ地域は終わりである。
ここからひたすら坂を下り、道中にあるビッグビーンズというスーパーを覗いてみた。かなり高級志向で高かった。しかし、店内はかなり混みあっていた。さすが芦屋!
後で調べると開店は2021年で比較的最近で店舗もここと梅田にしかないとのこと。
結構意外だが、最近芦屋で高級スーパーの出店ラッシュとのこと。
また、統一地方選でも最年少市長が誕生するなど芦屋は関西圏では数少ない結構来てる街なのかもしれない。確かに駅前の再開発も進んでいるし、阪神間は東京のオシャレタウンの風情がどことなくある。※2022年12月に歩いたので記事執筆時点で後付けで感じた古とです。
そして、最後はJR芦屋駅まで歩いてこの探索は終了。JRの駅前も結構栄えている。でも意外と乗降客数は4万人程で思ったよりは少ない。
最後にどれだけ関西が百貨店王国なのかというのが多分分かる動画をはりつけて終わりにします。
最後までありがとうございました!
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