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「なんで不妊治療してまで子どもが欲しいの?」という時代は終わった。子供はデザインして作るものの時代へ

私は現在、結婚して子どもを望んでいます。

努力していてもなかなか子どもを授かることができず
不妊治療の世界に一歩、また一歩と足を踏み入れて
これからフルコースを堪能しようとしている今、
「何で不妊治療してまで子どもが欲しいの?」
ぶっちゃけ、不妊治療をしている人だったら
誰もが一度は自問自答することだと思う。

でも他人からは言われたくない言葉だと思う。

あなたがLINEのアイコンを子どもの写真にしたり
子どもの成長をSNSで顔出し公開したり
自分よりも大切に思っている存在に
もし、お金を払わなければ出会えなかったとしたら。
お金がかかるなら別に生まれて来なくてもとよかった思いますか?

多分この質問に「はい」と答える親はいないと思う。
できることなら不妊治療とは縁のない人生を歩みたかった。
でも自分たちの子どもを産み、
育ててみたい私たちには医療の力が必要なだけ。

とはいえ治療しなくていいならそれに越したことはありません。
不妊治療とは縁なく健康な子どもに恵まれた方たちは
その奇跡と幸せを家族でしっかりじっくり噛み締めてほしいです。
そして治療を頑張っている人に対しては
あまり傷つけるような言葉は言わないで欲しいです。
それでなくても不妊治療中は心がボロボロの人が多いから。

少しでも語弊なく伝わるといいな。
あなた(パパさん、ママさん)が大切に思っている
存在(赤ちゃん)に会うために
私たちは少しお金がかかっちゃうだけなんです。

人の出逢いも縁のもの、子の授かりも縁のもの

今日では5組に1組が不妊を心配し
17人の新生児のうち1人は不妊治療児という
時代・・・この時代に子供が授からないからといって
自分や相方を攻めるのはナンセンスではないでしょうか?

さらに今日の傾向は
不妊の原因の半分は男性側にある・・・程度じゃなくて
今日の実態では大方の原因が男性側の無精子症という
ことになるので、現実的には精子をどのように
手に入れて受胎させるのか?
に尽きると思います

だからこそ「精子バンク」がつぎつぎと
誕生し、しかも公的な「精子バンク」では法律の未整備のため
民間の「精子バンク」が急速に誕生している

デザインベイビーが今後の基準に

夫婦の営みから子供が生まれる
これを子作りという時代はすでに過ぎ去っている

これからの子作りとは?

精子または卵子を
1)どのように手に入れて
2)どのように受胎するのか
3)どのように育てるのか

これを意志のあるものが設計する時代を迎えると思う
血のつながりの家族から共生感覚でつながる家族に
移行すると思う



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