とにかく結論ファーストを意識する
WEBの文章は縦の文化です。先日、大事なことはとにかく冒頭から20%以内に書くというお話しをしました。
読者は悩みや課題を解決したくて、検索で調べ記事にいきつくわけです。
なので、いち早く読者の期待に応えること、つまり、「早く答えを伝える」ことが大切なのです。
前回、リード文には、信頼性、自分ごと化、共感を入れて書くということをお伝えしました。なぜそれを入れるかと言いますと、読者の探す答え、結論を「より読者が受け取りやすく、スムーズに伝わるようにする」ためです。
読み手が受け取りやすい状況を作る
人は誰がどういうかで、同じことを聞くのでも受け取り方が違います。この人すごいなとか、この人なら信頼できると思う人が言うことなら、すんなり受け入れられます。でも、苦手な上司や、自分があまり認めていない人に同じようなことを言われても、なぜか反発したり、そう言われてもね、、、と受け入れられないものなのです。
なので、そうならないために、信頼性、自分ごと化、共感という要素を入れて、「読者にこの人のいうことなら信頼できる」という気持ちになってもらうことが大切なのです。つまり、そういう前提がないと、書き手が提示する結論、答えも素通りされてしまうということ。
わかりやすい導入文を書くためのポイント2つ
冒頭では、この文章はあなたの検索意図を理解していて、「答え、結論を示しています。」そして、「この答えを知ればあなたの悩みや課題が解決しますよ」ということを伝えることが大切です。
①具体的な数字を入れる。
数字は老若男女問わず、共通の指標です。数字を入れることで具体化しやすくなります。
このようにすると、数字が入ると、文章が具体的になり信頼できそうだなという印象を受けます。
②メリットをわかりやすく伝える
この文章を「読むとどうなるかと、読者にどんなメリットがあるか」を提示します。
というように、読者にどんなメリットがあり、どう役立つかを書いておくのがおすすめです。
WEBはタイトル、導入の冒頭20%でそれ以降を読むか読まないか、判断されてしまいますので、結論ファースト がおすすめです。
先に答えを言うと、最後まで読まれない!?
結論ファーストでわかりやく、読者が求める答えを示すこと、役立つ記事だよと示すことが大事ということをお伝えしましたが、ライティングの講座内で「先に答えをいうと、最後まで読んでくれないから、出し不精してしまいました」という意見がありました。
書いている方としては少しでも長く自分の記事を読んで欲しいので、大事なところがはとっておきたいと思ってしまいますよね。
でもそれは、読み手の立場からすると違います。読者にとっていい記事は、「自分の知りたいことをパパッと教えてくれる」役立つ記事です。
どこまで読んでも答えが探せない、そんな記事は読み手にとっては満足度が低く、「知りたいこと書いてなさそうだから、次の記事みてみよう」と
離脱されてしまうのです。
読者に満足してもらえるような内容と伝え方
冒頭では、この文章はあなたの検索意図を理解していて、「答え、結論を示しています」「あなたの悩みや課題が解決する記事ですよ」ということをいち早く伝えることが大切です。
結論ファーストを意識して、読者の立場に立って、「満足してもらえるような内容と伝え方」で構成していくことが心がけてみてください。
ぜひ、次回のライティングで取り入れてみてくださいね。伝わりやすさがアップすると思いますよ。
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