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ちょうど1年、オプティマインドの採用をやってみて感じた「難しさ」と「面白さ」

2021年の12月13日に株式会社オプティマインドに入社しました。
今日で「1年目」が終わります。

私が入社してからの一年で、21名の新しいメンバーを迎えることとなりました。

そんな今日、弊社にとって大きなリリースも出ました。
約20億円の資金調達です。

この機会に、オプティマインドにおける採用という仕事について振り返りたいと思います。

一人採用だけど、ひとりじゃない

現在、わたしは株式会社オプティマインドで採用を行っています。
実は採用を行うのはこの会社が初めてです。そして、採用人事は社内で私ひとりです。(未経験の私にチャレンジの場を与えてくれた感謝を感じています)

やはり大変なのは業務量の多さです。
よく採用は「やったほうがいいことしかない」と言われますが、まさにその通りです。
また弊社は、採用職種も多いため、「どのポジションのため、どの施策のために自分の時間を使うか」というところが常に悩みどころです。

とはいえ、業務上で「ひとり」を感じることはまずありません。
日常的な相談はコーポレート部長に、全体的な方向性に関する相談はCEOのマツケンさん・CPOのしいちさん・COOのハリーさんに、そしてより具体的な確認や相談は現場のメンバーと会話しています。

弊社では採用担当は私ひとりですが、採用を行うのは私だけではありません。カジュアル面談も、面接も・広報のコンテンツ作りも、現場のメンバーと連携しながら行なっています。

現在も、社内のほぼ全てのポジションで募集は行っており、そうなると必然的に社内全体との会話も生まれます。
このコミュニケーションの量に関しては、自分でもまだまだ十分ではないと思うものの、職種を超えて会話し、その職種を理解する機会があるのは好奇心旺盛な私としては非常におもしろいなと思っています。

ミッション・ビジョンとカルチャーから「人」という課題を考える

弊社だけでなく、多くのスタートアップにとって、組織規模の拡大は重要な課題です。
にもかかわらず、弊社では通常3回の面接に加え、追加で面談をお願いすることもあります。「選考期間の短縮化」に着手される企業も多い中、逆行していると言えるかもしれません。

なぜそこまでするのか。
短期離職が起きては効率が悪いからというわけではありません。

一つは、オプティマインドの採用とは「人を採る」のではなく「”いい人”を採る」ことだと考えているかたらです。
もちろん、指標としての採用「人数」はありますが、大事にしているのは「事業や組織文化にどんなインパクトをを与えるか」ということだと思っています。

もう一つは弊社では、入社後の候補者・会社双方にとっての「こんなはずじゃなかった」をできる限り減らしたいと思っているからです。

大企業や歴史ある企業に比べると、弊社の働く環境は「カオス」だと思います。
意思決定が早いということは、変わるのも早い。
個人の裁量が大きいといいうことは、「自分の仕事はここまで」という守備範囲が決まっていない。
そう言ったある種の「カオスさ」は、経験していない方には想像しづらく、その辺りも時間をかけて相互理解を深めていくべきだと思っています。

ただ、こうした要素を数回の選考でお互いに理解を深めるのはなかなか難しいものではあります。
けれど、そこに対して打ち手がないわけではありません。

人数だけを追うのではなく、
「ビジョン・ミッションを実現できる採用」
「相互理解・相互納得できる採用」
これらを考え、突き詰めていけるのは、ある種採用担当冥利につきるというか、やりがいのある面白さだと思っています。

越えるべき壁はたくさんある。

ここまで書いてきて思いましたが、オプティマインドにおける採用では「むずかしさ」=「おもしろさ」である部分が多いと思います。

これから50人を超え、事業だけでなく組織文化を一緒に作り上げていってくれるいい仲間を見つけること。

そのミッション達成にむけて、具体的なKPIやオペレーションの改善を行なっていくこと。
足元から中長期的な施策まで、たくさんの課題があります。

やらなければいけないこと、越えなければいけない壁、これらをなぜ「おもしろい」と思えるのか。

それこそ、オプティマインドのビジョンや、メンバーや、解決しようとしている社会課題に対し「そのために採用という立場から貢献したい」と思えているからだと思います。

採用という仕事は楽しい。でももし今の会社で営業をやってくれと言われたら、楽しんで営業ができるのではないか。

結局のところ「業務」が面白いのではなく、
《オプティマインドという船で、みんなと一緒にビジョン達成に向けた船を漕いでいる中で、自分の役割を果たせているということ》が面白いのかもしれません。

こう思ってくれる人と、これからもたくさん出会えますように。

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