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避難者の定義とは?東日本大震災から9年

東日本大震災から9年。3月11日に近づくと報道が増えます。以前は、311の前だけ報道しないでほしい!と思っていました。しかし、あのような大震災でも、9年も経過すると忘れられていくのだと痛感し、311の前だけでも報道されることは大事なことだと思っています。

そして、被災地は忘れられる、風化すると言っているだけではなく、発信していくことが大事だと言えます。

今もなお、避難を余儀なくされている人たちはたくさんいます。現在の福島県民の避難者数が報道されていました。

福島第一原発事故の深刻な影響に苦しむ福島県民は、4万人以上が県内外での避難生活を続けている。(2020年3月11日NNN調べ)

避難者とは?
県内外の避難者は4万人以上とされていますが、定義がよくわからないんです。
・県外で生活をしている人が避難者? ←思われがち
・県内にいても故郷を離れて生活していたら避難者なのか
・・・避難先に家を建てて生活をしていたら避難者ではない?

福島県がまとめている「福島県から県外への避難状況」によると、30914人が県外で避難生活を送っている。
※福島県ふくしま復興ステーション 復興庁「全国の避難者等の数」(2020年2月28日)

ということは、県内の避難者は1万人?
県内の避難先で家を建てたり、復興公営住宅に入居している場合は、避難者の数にカウントされていないのだと思います。

避難者とは、どんな人のどんな状態を指すのか。疑問に思ったので少し調べてみました。いつまで避難者なのか、難しいです。少なくとも、避難者ではなくなる=復興した ではないです。

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