皆様どうもこんにちは。
おちらしさんTwitterの中の人、しまだです。
ここしばらくなかなか劇場に行けない期間が続いていたのですが、6月は立て続けに観劇に行く機会があったので、今回はいくつか観劇に行った中で特に印象に残った作品を紹介します!
それは、舞台『夜は短し歩けよ乙女』です!
原作は森見登美彦さんの言わずと知れた大ベストセラー小説で、今回の舞台版の脚本・演出はヨーロッパ企画の上田誠さんが担当されました。
これまで幾度となくタッグを組んでいるこのお二方という事もあって、情報が発表された時からとても楽しみにしていたのですが、観終わった後「本当に素敵な舞台だったなあ…」という多好感をめいっぱい噛みしめるほど素敵な作品でした。
まず、役者の皆さんのエネルギーがすさまじかった!
原作では登場人物の心理描写がモノローグで表現される箇所がとても多いのですが、今回はモノローグの部分も全て台詞があり、膨大な台詞量になっていました。
特に『先輩』を演じる中村壱太郎さんと、『黒髪の乙女』を演じる久保史緒里さんのお二人は主役という事もあり特にすごい台詞量だったのですが、その膨大な量の台詞をまくし立てながら、春夏秋冬を猛烈に駆け抜けていくエネルギーが本当にものすごくて、観ていてとてもパワーをもらえました…!
また、今回の舞台は音楽劇という形に仕立て上げられており、劇中の様々な場面に歌唱シーンが散りばめられているのですが、そのシーンどれもが本当に素敵で、原作を読んだ時に感じたときめきの記憶が鮮明に蘇ってきました。
作中に『こうして出逢ったのも、何かのご縁』という台詞があるのですが、その台詞や、終盤にかけての "あるシーン" を見ていると、今の世の中の情勢にとてもタイムリーな表現もあって、今、この作品が上演される事の意味みたいなものを感じました。
公演自体はもう終わってしまっているのですが、12月にBlu-ray & DVDが発売されるので、もし気になる方はそちらをチェックしてみて下さい!
グッズ | 舞台「夜は短し歩けよ乙女」 <オフィシャルHP>
私もしっかり予約しました。
『夜は短し~』は京都が舞台になっている作品なのですが、舞台を観ていたら、無性に京都に行きたくなってきてしまいました…。
私には京都に住んでいる友人がおり、学生時代はよく京都へ行く機会があったのですが、ここ数年はしばらく行けていなかったりもするので、世の中が落ち着いてきた頃にでもまた機会を見つけて行ってみたいと思いました。
その時には作中に登場した京都界隈やお店にも行ってみたいなー。
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