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【配信公演観劇しました!】ダウ90000 第2回本公演「旅館じゃないんだからさ」

こんにちは、スタッフの島田です。
今回の記事は先日配信で観劇した、ダウ90000 第2回本公演「旅館じゃないんだからさ」の感想を書かせていただきます!

ダウ90000は2020年に蓮見翔さん主宰で旗揚げした劇団で、前身は日本大学芸術学部の演劇企画団体『はりねずみのパジャマ』です。

蓮見さんは以前に別のスタッフがnoteで紹介した『夜衝』の作・演出を担当されており、演者としてもダウ90000のメンバーが参加されていましたね。



私がダウ90000を知ったのは、今年の一月に行われた第1回公演『フローリングならでは』上演後に好きなクリエイターの方々がこぞって絶賛していたのをSNSで見たのがきっかけなのですが、演劇だけでなくコントでの活動も精力的に行っている事を知って、更に興味が湧きました。

むしろ存在を知った後は、K-PRO主催の『THE VERY BEST OF LIVE』や、スラッシュパイル主催の『スラッシュパイル寄席』などでコントのネタを観る機会が続いていたのですが、見るたびに面白くてどんどんハマっていきました。

そんなこんなで期待値が爆上がりの状態で観た本公演ですが、


めちゃくちゃ良い………………。


作品の舞台はレンタルビデオショップで、基本的にはその一場面のみでストーリーが展開されていく群像劇なのですが、登場人物それぞれにクセがあり、そのクセが同士が絡み合うやりとりがメチャクチャ笑えて最高でした。

上演発表の際に蓮見さんが『(コントと演劇の)尺以外の違いをあんまりわかっていないので見る人によっては100分のコントだと思うかもしれませんが、僕が演劇だと思っているものをお見せして楽しんでいただけたら幸いです』というコメントを出されていたのですが、そのコメントの通り、演劇・お笑いどちらの面でも魅力的な要素がつまった公演だと感じました。

全てのやりとりが『笑い』に向かっている印象で、『そうそうこういうのが観たいんだよな…!!』という想いを抱きながら観劇していました。

それでいて、ただ笑いだけで消化されているわけではなく、笑える部分が多いからこそ、そうではない部分がよりくっきりとした輪郭で見えてきたりもして、そのギャップが観ていてとても素敵でした。

【演劇】と【お笑い】がどんどんボーダレスになっていってる感覚は近年特に抱いていましたが、2020年代にダウ90000が登場した事でこれからの表現の形式や領域が更に広がっていく事に期待していきたいと思いました。

今後もコントライブと演劇公演は並行して行っていくそうなので、どちらもしっかりチェックしていきたいと思います!(今回の本公演観劇後、さっそくダウ90000が出演するお笑いライブのチケットを購入しました!)


そして、ダウ90000はお笑いの賞レースにも絶賛挑戦中です。

先日大盛り上がりで幕を閉じたキングオブコントは敗退してしまったものの、ネタ自体はめちゃくちゃ面白かったので、来年以降『夜ふかしの会』以来のコントユニット(劇団)としての決勝進出に期待しています!

そして、現在予選が開催中のM-1グランプリにもエントリー中です!
9月30日の東京会場一回戦では見事2位通過!すごい!

改めて、演劇でもお笑いでも大注目の劇団(ユニット)です!


最新の本公演は10月17日まで配信チケットが販売中!(※詳細は下記)
オススメなのでぜひご覧ください!


●ダウ90000 第2回本公演「旅館じゃないんだからさ」

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配信チケット販売PIA LIVE STREAM
価格:2,000円(手数料別)
上演時間:約100分
視聴期限:10月17日(日)23:59まで ※販売は同日22:00まで
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本公演情報(終演済)
日程:2021年9月24日(金)~27日(月)
会場:東京都 ユーロライブ

作・演出:蓮見翔
出演:園田祥太、飯原僚也、上原佑太、道上珠妃、中島百依子、忽那文香、吉原怜那、蓮見翔

Twitter:@daw90000
YouTube:いつかパンダとコントを

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