【配信公演観劇しました!】美味しい心の重し!〜露と枕Vol.6『鼬を噛んでくれ』〜
こんにちは。おちらしさんスタッフです。
おちらしさんdeすとりーむご紹介作品、露と枕Vol.6『鼬を噛んでくれ』の配信公演を観劇しました!
「露と枕」
まず団体名にとても惹かれますね!!
そんな「露と枕」さんの、Vol.6『鼬を噛んでくれ』公演。
「〜っすね」
「〜じゃん」
「〜じゃねーの」
若い言葉が飛び交う一つの部屋。
若者たちの普通の現代劇?と思うような日常風景…のよう?
なぜ「?」がついているか、というと、
みんなどこか、異常に曲がって立っている、ように見えるのです。
日常風景を見ているようで、
どこかひっかかる塊が、心のなかに重しのようにある、不思議な時間。
それが1時間くらいした頃から、
重しの正体が少し、分かり、心が軽くなりそう!!
…で、完全に軽くはならなかった。
完全に軽くはならなかったけれど、少し軽くなりました。
そして残った重しは、美味しかったので、むしろ嬉しかったのです。
なぜ美味しかったのか…
心が少し軽くなったとき、
美味しい重しだけが残ったとき、
「死」があるところで「死」を語るとき、
あの部屋に居た全員から、
静かなエネルギーが、
身体の真ん中にすーっと強く、確実に、存在していたから、だと思います。
その静かなエネルギーが、残った美味しい重しを感じさせていたのかなぁと。
この美味しい重し、皆で共有したい。
きっと真っ直ぐ立っていたお芝居だったら伝わらなかったろうな、と感じます。
あの場に居た全ての俳優の皆さんのお芝居が、心から魅力的だから、あの静かな美しいエネルギーが生まれていたのだと、思います。
音楽も素敵でした。
音楽を多く使っているわけではなく、
本当に大切なところで流れてくる、音楽。
心地よい…だけでない、音楽。
美味しい重しがさらに美味しくなりました。
約2時間の観劇時間が終わったあとも、
ずっと考えちゃうんです。
考えたくなるのです。
あの場にいた彼らに何があって
これから何をして生きていくのか。
もういっかい観たくなって、
もういっかい観ました。
配信だからこそ、もぐもぐしたくなる欲求を存分に楽しめます。
ありがたい。
出演者の皆さんのインタビューも公開されています。
早速読んでから観ることもきっと楽しい!!
…ですが、私は観た後に読むことをオススメします。
想像している時間、よく分からず心がずーんとしている時間が幸せなお芝居だと思ったのですー!
最後に、思わず「鼬」を調べました。
29日(水)までアーカイブ配信を観劇できるようです!
★配信詳細★
【チケット料金】
2500円
【アーカイブ視聴期限】
2021年9月29日(水)19:00
【チケット販売終了日時】
2021年9月29日(水) 17:00
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