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合格したいなら評議員を探しなさい

評議員という存在をご存じですか?。


評議員という存在


小学校受験を一年先に終えた先輩に、お受験のノウハウを聞いたときに、こう言われました。

「合格したいなら、その学校の評議員を探して、挨拶にいきなさい」

ヒョウギイン・・?

よくわからず、探してみます、と回答したことがあります。

評議員制度とは、学校の校長が、保護者や地域の方々の意見を幅広く聞き、開かれた学校づくりを推進していくためのもので、学校と家庭、地域社会が連携・協力しながら、特色ある教育活動を展開していくことができます。
 
学校評議員は、一人一人がそれぞれ、校長の求めに応じて、学校の教育目標や計画、地域との連携の進め方など、校長が行う学校運営について意見を述べます。

と定義されており、

簡単に言うと、学校運営について意見を述べることができる方になります。


身近に評議員がいた


最初、身近に評議員という存在がいなかったので、自分たち家族とは関りがない存在だと思ってましたが、ある時、私たちも評議員に出会い、先輩親子が言っていた意味がわかりました。

会社の打ち合わせで、お受験のことを話していたら、役員が「私、その学校の評議員をやっているよ」といきなり教えてくれました。

昨年、数人の親子から、学園の関係者づてに連絡があり、校長先生と引き合わせた、というのです。

その数人の親子は、評議員とは面識がなかったのですが、色々な紹介者を経て、評議員にアクセスしてきたようです。

また、「補欠合格になったとき、私に連絡してくれたら、いまどれくらいの席が回っているか聞いてあげるね」とも、教えてくれました。

校長先生に意見を言える評議員という立場は、お受験周りのことも直接聞けてしまう関係なのだと理解しました。


評議員にもグレードがある


評議員と校長先生との関係もあるようで、親族が代々続く学園出身者で、寄付金も大きな評議員の場合、「この紹介者を是非お願いします」と伝えると合格することや、評議員が校長先生と引き合わせても、不合格なこともあるようです。

校長先生との引き合わせをしたり、情報を知る力はあるが、合格までさせられるかは、評議員と学校とのパワーバランスによる、ということです。

評議員にも、グレードがある、と言った方がわかりやすいですね。


お知り合いを通じて、評議員を見つけたら、身上書を持参して、校長先生へ挨拶に行くとよいでしょう。

確実に合格するとは言えませんが、それだけ熱意をもって学園を志望しているということは、校長先生に伝わります。

東京の世田谷区にある某私立小学校は、夏に事前面談という形で、評議員経由の面接を恒例行事的にやっています。

評議員、意外とあなたの身近にいるかもしれませんね。


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皆様のお受験がうまくいきますように。

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