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【合格する願書の書き方】慶應義塾幼稚舎 「お子様を育てるにあたって『福翁自伝』を読んで感じるところをお書き下さい。」

合格する願書の書き方シリーズ、「慶應義塾幼稚舎」願書パート2です。

慶應義塾幼稚舎の願書の「自由記入欄(本校を志望した理由、志願者の様子、家庭の方針等)」はこちらでまとめています。


慶応義塾幼稚舎の願書には、もう一つの難問があります。

創立者である福沢諭吉の自伝の「福翁自伝」を読んだうえで、願書の「お子様を育てるにあたって『福翁自伝』を読んで感じるところをお書き下さい。」について、記述する必要があります。

この書籍、願書配布時には、書店で売り切れしやすいので、事前に購入しておくのも手です。

お受験のママ友は、願書が配布されてから「福翁自伝」を買おうと思っていたら、書店で売り切れていたので、メルカリで探したら、すごい価格で売っていたと言ってました。。


「福翁自伝」を読み込んで、お子様と重なる部分、ご家族と重なる部分をもとに、自己アピールに繋げる必要があります。

普通に書く願書に比べて、ひと手間あるため、かなり大変です。

そして、「『福翁自伝』を読んで感じるところをお書き下さい。」の、「感じるところってなによww」と思われるでしょう。

自由に書ける分、何を書いてアピールするかは相当頭を悩ませるところです。

「自由記入欄(本校を志望した理由、志願者の様子、家庭の方針等)」の記事にも書きましたが、私たち夫婦は、一つの願書を書きあげるのに全部で3ヶ月ほどかけていました。

要素を吐き出し、構成を考え、一度書き上げて、夫婦で書き直すのを繰り返して1.5か月。

お受験塾の先生に添削をしていただき、書き直すことを3往復ほど繰り返し、完璧に仕上げるのに1.5か月。


学校によっては、面接は、願書の内容から質問をされます。

また、慶應義塾幼稚舎のように、親の面接がない場合は、願書そのものが面接に値します。

親の出番は願書のみなのです。

しかも、他のご家族も、早いうちに願書を手に入れ、何度も書き直して、添削を繰り返して仕上げてきます。

子どもが合格点を採っているのに、親の願書で不合格はあまりにも悲しすぎます。

しっかりと練りこんで、願書を仕上げていきたいですね!


慶應義塾幼稚舎の願書、「お子様を育てるにあたって『福翁自伝』を読んで感じるところをお書き下さい。」について、まとめています。

書き方、構成、どれくらいの質で書き上げるかなどを参考に、願書作成に役立てて頂けたらと思います。

願書の記述欄は短いので、どれくらい福沢諭吉先生のことを書くべきか、感じたことへの繋げ方はどうすればよいのか、子どものこと/家族のことをどれくらいの分量で書くかの参考になると思います。


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