集中力やモチベーションを途切れさせない、自宅でのペーパーの解き方
自宅でのペーパーの解き方を工夫すると、短い時間で沢山解けるようになります。
お子様は高いモチベーションのまま解き続けられるし、親はストレス少なく教えられます。
自宅でやるペーパーあるある
結構ありがちでは?と思う解き方が、
1問解いては、その場で回答して、○をつけたり、間違っていたら解きなおす、という進め方をしているご家庭が少なくないと思います。
特に、参観型の授業を行う塾に通われているご家庭は、先生のやり方の通り、
1問解かせる
↓
その場で回答・解説
↓
次の問題へ
と、自宅でも同じようなサイクルでペーパーを行いがちです。
解いた後の方が、思考の鮮度が高いと思ってしまうためですね。
私たち夫婦も、このスタイルでしばらくペーパーをやっていたのですが、子どもと親、どちらもストレスが大きいことに気づきました。
その場で「○ではない」と子どもはわかると「どうして?絶対あってるよ!」と、すねてしまいます(毎回それが発生する性格でした…)。
この、不貞腐れた状態から、解きなおさせたり、次の問題に切り替えるのは時間もかかるし、お互いが、キリキリと神経をすり減らします。
「解く」と「解きなおし/解説」を分ける
これを避けるためには、普通のテストのように、その日に解くと決めていた問題を、まずは全部解くことに集中します。
例えば、その日、20枚やると決めたら、まずは20枚解く。
目の前で、間違った解き方をしていても、親はぐっとこらえて、あとで伝えるようにします。
全部解き終わったら、色塗りや工作をさせているうちに、親は採点。
そして、間違ったところのみ、もう一度解かせたり、解説をしていきます。
すると、いつもより、ぐっと短い時間で終わっていることに気づきます。
自分で集中する時間と、人が介入する時間を分ける
子どもが自分で集中する時間に、1問ごとに親が介入してしまうと、子どもは集中力やモチベーションが途切れてしまいます。
解けた!
↓
違うと言われ、頑張ったのに悲しい…
↓
また解かないといけない、もうやりたくない
となるのが、子どもの感情です。
まだ5-6歳の小さなお子さんですので、大人のように気持ちの切り替えは上手ではありません。
沢山褒めて、自信をつけさせて勉強させる方が、子どものやる気を高めますので、そこは途切れさせない。
自宅でペーパーを行うときは、その日にやるべき量を、まずは一気に解かせる、というのを是非やってみてください。
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皆様のお受験がうまくいきますように。
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