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【合格する願書の書き方】青山学院初等部 願書見本とポイント

初等部は2017年で創立80周年を迎え、青山学院全体では150周年となる、
都内でも生粋の伝統ある大学までの一貫校です。

渋谷の一等地に幼稚園から大学まで、ワンキャンパスで収容される広大な敷地は、歴史ある学校の象徴だと感じます。

初等部の募集人数は、男子44名・女子44名、合計88名という狭き門。

女子の倍率は10倍超えの超人気校です。

青山学院幼稚園からの内部進学者、男子20名・女子20名、合計40名の子ども達と、初等部から一緒に通うことになり、一学年合計128名というマンモス校となります。

慶應義塾幼稚舎は合計144名・慶應義塾横浜初等部は合計108名が一学年の人数です。

慶應義塾横浜初等部よりも、青山学院初等部の方が人数が多いのは驚きです。

しかし、慶應系は幼稚園がありません。小学校からの募集です。


青山学院初等部は幼稚園の内部進学者、40名はボリュームが大きいため、128名の人数でも初等部からは88名に削られるのは、尚更狭き門となりますね。

その様な狭き門を突破できるのは、青山関係者はもちろん、芸能人や歌舞伎役者、キリスト教関係者(牧師さん等)が多いと言われ、フリー枠は本当に数が少ないとされていますが、フリー枠は一定数あります。

子どもの考査の前に、保護者のみの面接がありますが、その面接に臨まれる先生方は、願書をかなり読み込んでいます。

その願書の内容をもとに面接で質問されるため、面接時の願書の比重はかなり重たいです。

キリスト教教育の基盤としている青山学院ですから、キリスト教の理解はもちろん、教会学校にも通う必要があります。

通っている教会学校を記載する欄が願書にはありますし、その教会に通いだして、お子様はどのような変化がありましたか?という質問が面接であります。

キリスト教の理解を深めておく事もとても大切です。

願書では、キリスト教教育について、そして家庭の教育方針、そして学校の教育方針、この3軸で子どもの様子まで絡めて記載する必要があります。

保護者面接の材料となる、とても重要な願書ですが、青山学院は記載内容が多く、文章ボリュームがその他小学校と比較するとかなり多いです。

A4一枚にびっしりなので、慶應系よりも文字数は多いと思います。

という事は、日本で1番文字量の多いのが、青山学院初等部の願書です。

青山学院を第一志望としている(慶應よりも青山)、熱量を込めて記載するヒントになると嬉しいです。

家族設定

父:会社員(商社勤務)
母:専業主婦(都内女子校卒業)
本人:男児
※縁故無・フリー枠

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