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我が子は、小学校受験と中学校受験のどちらが向いているか

関東の中学受験熱が高まり続けているというニュースが流れてましたね。

その分、中学受験を避けるために小学校受験をするご家庭も増えています。


「うちの子、小学校受験をすべきか?それとも、中学校受験でいくか?」

悩ましい選択ですが、どちらを選んだらよいでしょうか?


小学校受験で苦しむ子は、中学校受験、高校受験、大学受験も苦しむ


お受験友達のご家族2ケースの例から。

男の子のいるお友達家族の場合。

男の子は、小さいころから成長が遅く、のんびりマイペースな性格。


ご両親は、早めにレールに乗せてあげることで、ゆっくり育ってほしいと考え、小学校受験を目指していました。

大手の幼児教室の面談で、このように言われたようです。

A君が小学校受験をするのは私たちも賛成です。

いろいろなお子さんを見てきましたが、小学校受験で苦しむ子は、中学校受験やその先の受験も苦しんでいます。

A君の成長の速度や性格をみると、今、小学校に入れておいた方がいいと思います。

とのこと。


また、女の子のいるお友達家族の場合。

女の子は、気が小さいところがあり、人前で発表したり、行動観察では自発的な行動がなかなかできない性格。


お父様は中高一貫校から、高偏差値の大学に進学されたので、中学校受験を志望。

一方で、お母様は、小中一貫校の女子校に通われていたので、小学校受験を志望。

個人の幼児教室に通われており、その先生から、このように言われたようです。

気が弱く、なかなか自分の力を発揮するのに苦労しているBちゃんは、小学校受験をしておいた方が良いです。

小学校に入ると、いじめの問題も出てきます。

もちろん、公立だけでなく、私立でもいじめはあるかもしれませんが。

競い合う校風ではなく、学園全体でお子様をゆっくりと育ててくれる、このキリスト教系の女子校などは、相性が良いと思います。

とのこと。


成長がゆっくりしているお子様や、気が弱いお子様は、小学校受験を経て、早めに小学校に入れてあげた方がよいと、どちらの幼児教室は言っています。

幼稚園・保育園の段階で、力がある子は、たとえ小学校受験で失敗しても、中学校受験で挽回できる可能性が高い。

逆に、力がなく不安な子は、中学校受験でも苦しむ。



中学校受験になると、科目も増えますし、暗記するものも大幅に増えます。

大人でも解くのが難しいような計算問題も出てきます。


お子様の性格・気質に合わせて、小学校受験、中学校受験、どちらを受験するか決めるのが良いと思います。



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皆様のお受験がうまくいきますように。

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