9/13 原始、漫才は立ち話だった
今週のラジオ!日中疲れて寝ていたら日が落ちていて、そこから編集したらこんな時間の投稿になってしまった。
午前中は職場の上司に連れられてゴルフの打ちっぱなしに行っていた。練習には付いて行ったが別にラウンドを回る予定もないし今まで積み上げてきたフォームなりがあるわけでもないので、終盤は出来るだけ良い音を出して遠くまで飛ばす練習をしていました。次行くときにはぐっさんのゴルフモノマネくらいの音を出せるようになりたいね。
最終的には150球も打っていた。150回も重いドライバーを振り回せば全身への負担はそれなりにあり、帰った後は夜まで寝てしまったという次第です。
打ちっぱなし場は大きめの虫が這っていて最悪だったな。なぜ虫の動きは気持ち悪いと感じるのだろう。初めに出会った虫が害虫だったら「虫=悪」の図式が染みついて本能的に拒否反応を示してしまうのか?でも幼子が初めて出会った虫が肌を這うさまを気持ち悪がることもあるだろうし、虫の気持ち悪さの本質はついていない気がする。
細いものが統率を持って滑らかに動いているさまが気持ち悪い?じゃあ、消しゴムに針金が付いていて滑らかに動いていたら気持ち悪い??微妙に違う気がする。それはそれで虫とは違う気持ち悪さがあるが。
結局、虫の裏っかわのグロテスクさに行きつくのかなぁ。目新しさの無い結論しか出せない辛さよ…
ラジオの話題に戻ります。
小(ちぃ)ビニの中でも何度か話している通り自分でラジオを撮るにあたって芸人ラジオを聞き始めているのですが、やっぱり自分の中で一番のあこがれのラジオは別にある。
それが、「匿名ラジオ」
オモコロの企画「オモコロラジオ」の一環として毎週木曜日0時に更新されているラジオで、パーソナリティーはインターネット王ARuFaとインターネット王ダ・ヴィンチ・恐山が務めている。もともと二人とも全く知らなかったが、VTuberの出始めた時期に月ノ美兎をゲストに招いた回を聞いてから「ここまで上質なボケを詰め込んだ音源が存在する?!?!」とひっくり返ってしまい、一気にハマってしまった。
匿名ラジオの魅力・ストロングポイントは二人の会話にある。ラジオで会話が魅力だなんて身も蓋も無い話なのだけど、純粋にパーソナリティの会話の面白さでランク付けすると匿名ラジオはあらゆる芸人ラジオにも引けを取らないと思う。
匿名ラジオでは、エピソードトークをほとんどしない。お便りもほぼ読んだことがない。全200回以上あって、通算5通も読んでいないと思う。主な内容といえば二人の空想を語っていく「ない話」で、全編が二人のボケとツッコミから成っている。匿名ラジオは極めて純度の高い、原始的な漫才なのだ。
漫才のルーツは二人の人間の会話にあり、それを舞台上に持って行った芸が人気を博していったが、やがて漫才のネタは発展していく過程で人間の会話性が少しずつ失われ、よく練習された演芸に変わって行った。演芸としての漫才が好きな反面、単純にボケが面白いだけで技術の無い漫才も見たいと思っていた私には匿名ラジオという"漫才"があまりに刺激的だった。
お笑いコンビの組み方によくあるパターンとして、ネタを書ける(頭で面白いことを考える)方とネタが演じられる(フィジカルや瞬発力に長けた)方が二人一組を組むものがある。この組み方はネタを書く芸人の書いたネタがより多く世に出やすいという利点があり、結局漫才師が舞台に立つには最低1つのネタが必要なので、より多くのネタ(=漫才師)を輩出して舞台を賑わせたい芸能プロダクションとしては優れたビジネスモデルだ。その反面、二人によるシナジー的な面白さの発展が見込みにくいという面もある。お笑いファンとしてはとにかく面白いコンビが現れにくい構造になっているのはもどかしいのだが、ネタを書く方が2人で組むと2人の笑いのツボや方向性が合っていないと上手いシナジーが発生しないため狙って組むのは難しい…。
そんな奇跡的なシナジーが、恐山とARuFaに発生していた。しかもテレビではとても聞けないインターネット文化に深く根差した笑いのツボを共有して、それぞれがパワーの強いボケで殴りあう。お笑い芸人以外の道で育った面白が、いつの間にかこんなレベルに到達しているのだ…。
お笑い芸人で言うと金属バット、モグライダーなんかの自然派漫才が好きです。他愛のない会話というか、アドリブで出来ているというか・・・かといってこの二組の漫才が似ているともいえないし難しいな。
今から洗濯物を干して寝る…。明日仕事行けんのか?
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