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セーブポイント論

うつ病になり、全てをリセットした日から2週間ほどが経過している。
妻も彼女もいない。仕事もなく、特に人脈もあるわけでもない。
療養中のため、就職活動もできない。
どこにリセットされたのか、どこに戻ったのか分からない。
いや、どこかには戻っているはずだ。
きっと人生にはセーブポイントが存在する。
考えてみると学生時代の時と似ている。
10年以上セーブせずに突っ走ってきたのかもしれない。

倉敷に行きつけのバーがある。お酒は飲めないが10年以上通っている。
東京に住んでいた時も岡山に帰ると、たまに行っているバーだ。
そこが自分のセーブポイントなのかもしれない。
たまにそのバーに顔を出す。
変わらない雰囲気で迎えてくれる。
事あるごとに、いろんな人をそのバーに連れて行った。
そのバーにとって自分はロイヤルカスタマーだ。
と、またビジネスの考えになってしまう。

少し頭を休めたい。
どこか遠くに行って、体も休めたい。

寝る時間がバラバラで、生活のリズム力がない。
明日○○をしようという計画も立てれない。
その日に思いつた”やりたい事”をやって、眠くなるのを待つ毎日だ。
睡眠導入剤を強引に使う手もあるが、寝るつもりがなければ薬も意味をなさない。

ただ毎日、眠くなるのを待つだけ。
毎日眠くなるまでの暇つぶし。

いつくるか分からない、非現実的で日常的な夢を覚醒時に見て
ありきたりであるが、どこかおかしい現実的で非日常的な夢を就寝時に見る

どうか『今』をセーブしないでいてほしいと願うばかりだ。


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