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【シドニー恋愛白書】②幸せな日々の始まり

レストランを去った私たちは、新たな人生の章を開くべく、それぞれの道を歩み始めた。
しかし、運命は私たちにさらなる試練を用意していた。

彼女の住む場所は、まるで悪夢のような状況だった。
オーナーは暴力事件で裁判中の身。
薬物に溺れ、精神的に不安定で、夜中に叫び声を上げる。
そして、彼女に片思いをし、彼女の引越しを必死に阻止しようとしていた。

私は彼女を救出すべく、オーナーと直接対峙した。
緊張の瞬間を経て、彼女をその危険な環境から連れ出すことができた。

私のワンルームに彼女は引っ越してきた。
狭いながらも、二人の温もりで満たされた空間。
常に互いを感じられる幸せが、部屋中に溢れていた。

いくつもの困難が私たちの愛を試すかのように襲いかかったが、二人三脚で乗り越えていった。
日々の生活は、まるで甘美な蜜のように甘く、私たちは互いの存在に溶け合っていった。

同居3ヶ月が経つ頃、私たちは事実婚の誓いを立てた。
将来の結婚を夢見ながら、私たちの関係は周囲からも認められる、理想的なカップルへと成長していった。

旅行先での思い出、誕生日やクリスマス、日々の小さな幸せ。
それらが積み重なり、私たちの愛は深まっていった。
まるで永遠に続くかのような、幸福な日々だった。

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