「健康長寿と歩行」

2024年7月21日 10:40

第9回　「ドクター伊藤の健康百彩　心と身体と人生100年」

についてさまざまなお話をいたします。

「なぜ歩行が大切なのか？」

１）虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症、結腸がんなどの罹患率や死亡率が低いです。

２）メンタルヘルスや生活の質の改善に効果をもたらすことが認められています。

３）65歳以上の高齢者においても、歩行など日常生活における身体活動が、寝たきりや死亡を減少させる効果のあります。

足に荷重をかけられなかったので、四つ這いで床を這って移動しましたが、膝や肘を擦りむき、敢えなく白旗。即日入院となりました。。。

当たり前の頃が突然出来なくなる辛さを身に沁みて体験しました。

アメリカ国立がん研究所

毎日25分の散歩に相当する運動をする人　>　運動不足の人

→4年近く長生きする

毎日10分の散歩に相当する運動をする人　>　運動不足の人

→2年近く長生きする

American J of Human Biologyより

→炎症反応を抑える(TNFの慢性的な高値を抑えるなど）

それに応じて記憶力も改善していた
→脳血流の改善
→筋肉からマイオカイン放出

＝脳のスーパー栄養剤があり海馬と記憶力の維持に働く

創造的思考能力に重要な役割を果たしていると考えられる領域の脳のネットワークの改善

よろしければサポートをお願い致します。頂いた費用はクリエーター費として活用させて頂きます。