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「妄信的に偉い人に従う人」ことが招く事態

最近、思うところがあり投稿できていませんでした。
本当に社会が急速に変わっていると感じます。
ドラマ「不適切にもほどがある!」の第1話を見て、昭和当時を懐かしんでいました。昭和と令和の違いもそうですが、2030年の日本はさらに大きく変わるだろうと想像します。

最近の風潮から、「昔は許されていたのに、今はやり玉にあがる」という問題について考察します。

●「組織」が人を変えてしまう

人は一人だとできることが限られるので、仲間をつくって一緒に行動します。 仲間が効率よく働けるように各々に役割を持たせるのが「組織」です。
はじめは仲間のために行動していた組織も大きくなるにつれて、自分だけ得をしたいと思い、自身が思い通りに動けるように役割を増やしたり、権限を加えたりする輩が出てきます。最初から横暴する輩なら自然と組織から排除されるでしょう。ですが、はじめは「みんなに優しいお兄さん的なリーダー」だったのに、偉くなったら「独裁者」になる人がいるのというは、過去の歴史で証明されています。

●「裸の王様」を恥ずかしいと思う人は離れていく

そして、独裁者になったリーダーを諫める人が必ずいるのですが、独裁者はその人を更迭したり、組織から追い出したりします。こうして「裸の王様」が誕生するのです。もうイエスマンしか回りにいなくなった組織は周囲からガラパゴス化していきます。この段階で、賢明な人は独裁者から距離をおきます。この「裸の王様」と近習たちは次第に価値観と感覚が、国民とズレていきます。「過去にやっても大丈夫だったのだから、今日この程度やらかしてもいいだろう」と起こした事態は、当人たちに過失があるのです。

●「裸の王様」は最後まで裸であることを自覚せず追放される

独裁者となりイエスマンを率いている段階で、リーダーは後戻りできないと、私は考えています。それはイエスマン達からすると「リーダーの裏切り行為」と受け取られるからです。「裏切ったな!」と逆ギレする人がイエスマンになる素養がありすので。
終盤は、独裁者とイエスマンたちの醜い責任のなすりつけと、血の抗争がおこります。私は他人事だとは考えいません。なぜなら、この騒動の最悪なことは、独裁者が社会から追放されるだけですめば良いのですが、その組織に関係した人・取引先が巻き添え喰うという迷惑千万な事態になるのです。

これらの問題は長引くほど、根本的な問題があるとわかります。
それは「裸の王様」個人だけの責任ではなく、独裁者を生む「組織」に病根があるのです。
被害をはやく抑えるには根本的な解決をするには、「組織」を解体する、そして新しい主役を中心に早急な組織の再構築をすることです。
そして、一部の人だけに権力が集中する組織とならないような仕組みをつくっていくことです。

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