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金峰山 - トレランからの車中泊 / 0717

今日の良(前日にトレランに出ているので、そちらの良も含む)

・ジュン、トレランにハマり中。やま行くたびに突然走り出して「ちょっと練習してみた」などとトレランをちらつかせられる昨今。最近体力がついた×毎朝走っている(10分)×夏が近づいてきて、テンション上がっていた、という理由からジュンに「ユウもトレランやろうよ」と言われた時に「いいよ」と言ってしまった。そしたらジュンが想像以上に喜んでたから「やべーめっちゃ嫌だ」と思いながらも…かくして私は初めてトレランに出ることになったのだった。

・まあ日にちが近づいていても、なるべく考えないようにしていたので、ずっと嫌だったわけではないのだけど。ジュンとのラインで、「最低14kmペアだよ」と言われたので「2人で7kmですか?」とボケたら「ん?」と言われたので「いや冗談です。」と返した。

・日曜が大会本番、土曜日に野沢温泉入りしないといけず、ジュンは仕事の都合で先に行っているから、私は個人で野沢温泉に行かなければならなかったんだけど、休日のテンションすぎて、昼寝した結果指定された時間に全く間に合わないという失態を起こしたこと。ポンコツすぎ

・長野方面行くのに新幹線乗ったんだけど、初めて北陸新幹線に乗ってワクワクした。最近仕事で新幹線乗りまくってるけど、今まで乗ってたの全部山陽新幹線だったって気づいて、いつもと違う感じにワクワクした。三連休で混んでいたので、指定席を取った。座れていたので、ちょっとリッチな気分になった。

・野沢温泉に到着して、宿まで歩く道も楽しかった。普段長野結構くるけど、いつも車でだから、新幹線で来たことで旅行感が強くて、いつも私たちがしてるのって「旅」なんだぁって気づいて嬉しくなった。田舎の匂いがした。島根と同じ匂いだった。そこらじゅうに水路があって、水の流れる音が聞こえた。

・宿は前日までとるの忘れてて、いつも三島のビジネスホテルに泊まるテンションで「まぁどこでもいーや」と雑にとった5000円の宿だったんだけど、素泊まりすぎて受付に人がいなくて呼び鈴押しても来なくて、20分くらい受付に佇んだ。入ってみたら、4つベッドがある部屋に1人ぶんのタオルとか置いてあったので、ちゃんと予約できてたことに安心した。

・温泉街で仕事中にジュンにばったり会ったこと。ばったり会ったので、そのままジュンとお風呂に入った。温泉街の、無料(寄付金はあり)で入れるお湯だけのとこなんだけど、クッッッッッソ熱くてキャアキャア言いながら入ったの楽しかった。ジュンの同僚のまみちゃんの日焼けが可愛かった。これ1人だったら、静かに「…あっつ。ムリ」となるただの不機嫌案件なので、友達って偉大だなと思った。

・例によって何も準備していないのでコンビニ行きたいな〜と思って歩いたけど、2.4km先にローソンがあるだけで、あとはローカルデイリーヤマザキしかなかった。歯ブラシ忘れたと思って、しかもあも素泊まりすぎる宿に歯ブラシ絶対ないやん、と思って歯ブラシ購入したかったんだけど、現金を1000円しか持っていなかったので400円の歯ブラシを買うかどうかめちゃくちゃ悩んだ(ここ1000円以上買わないとクレジット使えない)。でも流石に明日の朝も歯ブラシなしはきつい…と思って購入した。んで宿帰ってみたら歯ブラシあって「なんっっやねん!!」となったし、自分の持ってきたお泊まりセットを開いたら歯ブラシあって「なんっっっっやねん!!!」となった。

・夕飯を食べたいんだけど、全然空いてるお店がない&キャッシュオンリーで入れる店が全然なくて、前日夜から何も食べていなかったのでめちゃくちゃひもじい思いをしながら温泉街を歩き回ったこと。店の明かりを除いてはPayPayマークがないか探した。結局蕎麦屋に入れたので、ありがとうだった。隣に座ってた赤ちゃんと、ずっとずーーーっと目が合っていて、そば食べたいのかな?と思った。蕎麦屋を出て、ジェラートも食べた。楽しかった。

・てか忘れてたけど明日の行動食(ウィダー)はせめて買っておかないと…と再びデイリーヤマザキへ。でも残り600円なので現金使うのは気が引けると思って、特にいらないお菓子を買い込んで1000円台に乗せてレジに持ってった。そしたらレジが始まってからPayPay使えることに気づき、「え…paypay使えるんですか…?」と言ったら、ちょっとこわめのお姉さんに「え?ハイ」と言われたので、もうこのお菓子要りませんとは言えず、そのまま支払った(しかも買いすぎて1200円だった)。

・温泉街から宿に戻る15分の帰り道がすーーーーーごく気持ちよかったこと!最近美容師さんに教えてもらった気持ちいい音楽聴きながらしとしと歩いた。田舎っていいな、と思って、こういうところに住みたい人生だったかな?と思った。今こうして私は野沢にいて、家で待っててくれる人がいて、友達がいて、山に登って、街でも遊んで、自分のことちゃんと好きで、仕事も楽しくて。こういうことが叶っている今の生活が愛おしすぎて、「ずっと今がいい」と思って泣きたくなった。そんな夏の夜でした。

・部屋に帰ってから、クーラーなくて暑かったので窓全開にしていたけど、意外と虫が入ってこなくて嬉しかった。4人部屋を独り占めしていて気が大きくなっており、さっき買ったチーズのおやつを食べ散らかして寝た。翌朝顔がくっそむくんでて後悔した。

・6時に起きて、ジュンの知り合いが出るという7時スタートのレースの応援に行った。私の宿からスタート地の入り口まで徒歩2分くらいだったので、余裕だぜと思ってノロノロしてたら、入り口から本拠地まで15分くらいあったので、遅刻しそうになってトレラン前にめちゃくちゃ走る羽目になった。

・トレラン会場に到着したら、大勢人が並んでたからジュンどこだー?と思って探したがいなかったので、よくよくみたらトイレの列だった。

・その奥に行ったら、トイレの列とは比べ物にならないくらい華やかな大会が催されていた!サロモンとSUNTOとJeepの協賛らしく、カッコ良すぎる大会だった。アウトドアの人たちみんなおしゃれだし、さっぱりしていて、私の普段関わっている人たちとはまた質が違う感じの雰囲気だったから面白かった。ジュンが、会ったら朝ごはんをくれると言っていたので受け取ったが、おにぎり2個と唐揚げとたくあんのお弁当で、最高の朝ごはんですごく嬉しかった。

・スタートもすごくすごく華やかで、特に和太鼓がパフォーマンスで来ていることにびっくりした。迫力がすごいし、怖かった。

・65km、37km、14kmとあって、私たちは14kmを走るんだけど、ジュンの周りには65kmとか走る人も存在するため感覚がバグっており、その会社のテンションのまま「14kmはすぐだから、大丈夫だよ」などと言われていたけれど、絶対にすぐなわけないし、大丈夫なわけないと私はずっと思っていた。でもムリムリ言っても状況は何も変わらないし、むしろネガティブ発言うざいだけだからと思って黙っていたが、「絶対に大丈夫なわけない」と強く思っていた。なぜなら高校時代あんなに出場を嫌がっていた校内のマラソン大会が10kmだったし、クッソ疲れて2度と行きたくないまでなってる丹沢が18kmだったので、大丈夫なわけないと思った。
でも今回の大会出場は、靴買った(それもジュンのアテンドのもと)以外全ての準備をジュンに丸投げで、宿すら前日にとり現金も持ってこないという、主体性なさすぎる旅になっていたので、言われるがまま大会に出場する所存ではあった。(絶対ムリだけど、37kmにエントリーしちゃった、と言われてもムリだな〜と思いながら出てたと思う。主体性なさすぎて)

・次の37kmのスタートまで2時間くらい空くから、シャワー浴びたり朝ごはん食べたりしに宿に帰ってぐうたらした。9時になる頃には流石に外も暑くなっていた。トレラン会場に着いたら、宿の部屋の鍵がポッケに入ってるの見つけて、最悪な気持ちになった(ちゃんと返しました)

・スタート前に、ジュンに色々と身なりを整えてもらった。トレランバッグを付けさせられて、水筒も装着して、めっちゃ走るぜみたいな気持ちになった。大会で配っている?ビタミンCみたいなやつが超まずくて、嫌な気持ちになった。

・トレランっぽい服装なんて持っていないから、山道パンツと100%ポリのモンベルTシャツ着てたんだけど、ジュンの知り合いのガチトレランの人に「えーっと…その格好で走るの?」と若干マウントを取られて不機嫌になった(その人はただ心配してくれただけ)。でも後から写真見たら、素人感すごすぎてなるほどね、とはなった。

・レース直前になって、「本当に大丈夫かな?」という気持ちになって、「ビリだったらどうしよう」とジュンにジャブを入れておいた。そしたらジュンが「モデルだけは抜かしたいんだよね」と、大会に招待されているモデルさんたちに闘志を燃やしていて、何言ってもダメそうだからネガティブ発言を諦めた。

・「完走する」「モデルだけは抜かす」という2つの目標のもとレースがスタートしたこと。スタート開始は、すごく気持ちよくて、特に、街の方に降りていくところが、景色がいいし、空がふわーーーっとひらけて、すごく心地よかった。

・最近毎朝2km走っていたのもあってか、初めの2kmはすんごく好調で「気持ちぃ!」という気持ちだった(モデルも抜かした)。でも2〜5kmくらいが死ぬほどキツくて、走れなくなってしまったし、その時点で体力ゲージが2くらいになってしまい、丹沢を思い出していた。モデルにも抜かされてしまった。ジュンは1人だったらもっともっと先に行けるのに、私のせいでのそのそ行かなきゃならず、最初に抜かした人たちにもどんどん抜かされていくから、ごめんね、と思った。やっぱり大会に出るべきじゃなかったんだ…軽率だった…とか、もらった朝ごはん全部食べるんじゃなかった…とか考えて(トレーニングしとけばよかった…とはなってないところが怠惰)、めちゃくちゃ後悔の念に囚われながらなんとか前に進んだ。途中チェックポイントで車が置いてあって、「あ〜ここでリタイアすれば運んでもらえる…あ…車通り過ぎちゃった…どんどん離れてく…今倒れたら…あああ」などと考えながら走っていた。(今気づいたけどこの感じ高校の部活辞めたかった時と全く一緒なので、1ミリも成長してないやん、うける)

・残り9kmあたりで湖に出たので、「キレーー」とか言って湖に見惚れているふりをしながら歩いていたら、ジュンに「こういう平らなところで頑張って稼いでおきたいんだよ」と言われ、まんまとばれていた。

・残り7kmあたりで筑波山の最初のとこみたいな山道にでた。上りだったからみんな歩いていたので、私も安心して歩いた。ちょうど中間地点だったので、ジュンに「現時点でトレランに対して結論が1つ出てる」と言ったら、それがネガティブな完走だったらどうしよう、と焦っていた。ちなみにこの時点で出ていた感想は「山を走れるのは楽しいけど、走りたい時に走りたい(ベースで走るはきつい)ので、登山の装備を軽くしていつでも走れる状態で登山するのがベスト」

・残り6kmくらいのところで癒しの音楽が流れすごい行列ができていた。並んでた人に聞いたら、鎖場があるのでは?とのこと。タイム気にして一生懸命走ってきた人からしたらとてもロスタイムになるので、かわいそうだと思ったけど、私からしたら合法的に休めるので、心の中で全力ガッツポーズした。暇だったのでジュンに「今残り体力ゲージいくつ〜?(私は2)」と聞いたら「9」と言われて、聞かなきゃよかったと思った。

・14kmのみなさんが、後ろからきた65kmのみなさんに「先どうぞ」と鎖場を譲っていて、そりゃそうだよなと思った。

・すんごい渋滞してるからすんごい鎖場なのかと思ったら、案外小さかった。でもツルツル滑って確かに1人ずつしか行けない感じではあった。私が鎖場を登っている時に、後ろからプロっぽい女性がきて、登っている途中で私の鎖を引っ張り、鎖場の途中で私を抜かしていったので、めちゃくちゃ危なかったので許さないと思ってる。(でもダサい格好してるから舐められたんだ…というのはある)

・渋滞を終えたところでチェックポイントがあって、私は渋滞ですっかり元気になっていたのでヘラヘラしながら「イェ〜い」とチェックポイントに到達したら、ジュンの知り合いたちに「爽やかだね〜」ニコニコされて、恥ずかしかった。

・そこから先は割と楽しいが勝っていたと思う!途中で川が流れていて、そこに手ぬぐいをつけて首に巻いて涼んだ。すごく冷たかった。

・くだりの道でジュンにコツを教えてもらって、謎のスピードを発揮したこと。体力がないだけで山道歩くのは慣れてるから、勝手にスピードでる件は向いてるのかな?と思った。途中65kmに出場しているジュンの知り合いが「YouTubeみてま〜す!」と言いながら駆け降りていって、めちゃくちゃかっこよかった。てか65kmの人たち全員すごくかっこよかった。その人たちに倣って山道を駆け降り、途中でモデルも抜かした。嬉しかった。

・ゴールが見えた時、すごく嬉しかった。ゴールが見えたら急に元気が出始めて、走れるようになった。走ってたら、道にいた人に「頑張れー、お疲れー」って言われて嬉しかった。ラスト20mくらいはジュンと手を繋いでゴールした。

・ゴールした後の達成感は、確かにすごかった!サウナ後の外気浴みたいに気持ちよく、自分を風が通り抜けてる感じがした。空は青くて、夏の雲がかっこ良い!辛かった気持ち忘れるくらい、やってよかったと思った!

・ケータリング?がとても豪華だったこと。きゅうり(みそ付き)、トマト、ゼリー、オレンジ、おにぎり、野沢菜、豚汁と並んでいて、さすがよくわかってる!という感じだった。ここんとこ食欲なくてずっとご飯あんま食べれてなかったんだけど、ここで私の食欲が復活して、食べられる限り食べた。おにぎりは2個食べた。強くなった気持ちだった。

・走り終わった後、ジュンのところまで行く場面で自分が道を走ってて、「まだ走れる体力全然あるんかい」って自分で思った。ジュンに「ほら、私って無理しないじゃん?」と言ったら「うん、そうだね。」と言われて恥ずかしかった。

・帰り道、ジュンと話してて、「てか明日さ〜、めっちゃ晴れてるっぽいよ。山行けないの勿体無くない?」「行きたい!」「金峰山行きたくない?」「行きたい!」「でも金峰山混むよね。家着いたら準備してすぐ出て車中泊する?」「オッケー!」と、次の日の予定が流れるように20秒で決まったの最高すぎだった。そのあとでジュンが「あ、でも今日夕飯生姜焼きらしいからそれ食べてからでいい?」と許可を得てきて、そんなんもちろんいいに決まってる、となった。

・ミニストップのハロハロにハマっているので、ジュンは2人で喋ってる最中に会話を止めてまで「っあー!ミニストップだ!!!」と言っており、「え?ハロハロ食べる?」と聞くと「全然食べるなんて言ってないよ?でも一応駐車場入るね」と左折していて、素直に食べたいって言えてなくておもろかった(ちなみにジュンの家の近くにミニストップあるからな)

・帰宅して準備して10時半頃埼玉をでた。ジュンは生姜焼きを食べられたようで、満足げだった。金峰山登山口までの道、夜中なのに反対車線が混んでいて、3連休を感じた。山梨について、インターを降りると、いつも山行く時昼間しか通らない道が夜景になっていて、とても綺麗だったので、車を止めてちょっとだけ眺めた。

・インターを降りてから登山口まで、なんと1件もコンビニがないまま山道に突入してしまい、朝ごはんを初め色々と準備できずに登山口へ向かったこと。特にラスト1時間くらいずっと山道の運転で、しかめっちゃ出るし、なんなら私の車を鹿が率いる感じで歩いていて、案内してもらってるみたいな時間もあった。道がグネグネすぎて、隣で寝てるジュンの足がスキープレイヤーみたいに行ったり来たりしていて面白かった。途中目を覚ましたタイミングで崖が目の前にあったらしく、「危ない!」と言いながら起きてたけど、私からしたらさっきから40分間ずっとそんな感じの道なので、今更何言ってんねん、となった。

・1時半に登山口に到着した時、天の川がすごーーーーく綺麗だったこと!天の川が本当に川になってるところ、10年以上ぶりに見たかもな、と思った。ちょっとだけ寒かったので、毛布をかぶって眠りました。

・翌日は5時に起きて、化粧して出かけた。ジュンは実家から来たためいつもの装備が色々とないし、お互い荷物少なすぎて半袖短パンで5時半スタートしたら流石に寒すぎた。けど、10分で暖かくなった。

・まずは国師岳に登ったこと。食料が欲しくて山小屋を覗いたけど、9時からだったから買えなかった。

・夢の庭園っていう、石楠花が咲く道を通ったけど、ものすごーーーく綺麗だった!雲海が広がっていて、空が明るくて、山の影が山に写っていた。富士山もくっきり見えた!ジュンが「雲海の下ってどうなってるのかな?」と言ってきたから「うちらも1月1日竜が岳行った時、始め雲海の下にいて曇ってるかも!?ってなったじゃん」と言ったら「じゃあ雲海が見られるってことは、あの下に今日は曇りかーって思ってる人がいるってことなんだね」と、素敵っぽいこと言ってる風でめっちゃ普通のこと言ってた。

・今日はジュンがいきの道中寝ていたために地図がダウンロードできておらず、私の案内頼りだったので、色々と荷が重かった。

・2人とも前日の続きのような感じなので朝だけど深夜テンションみたいな感じで、ちょっとしたことですぐボケるし笑うしで酔っ払いみたいだったと思う。(飲んでません)

・国師岳は石楠花がそこらじゅうに咲いているため、虫も多くて大変だった。私は大丈夫だったけど、ジュンは目と、鼻と、耳と口に入ったらしい。身体中の全ての毛穴に虫が入ったらと思うとキモすぎる、とセルフで想像してキモくなってた。

・国師岳から下山する時のくだり、めっちゃ早く降りれた。昨日のトレランのこと思い出しながら降った。ジュンに「昨日の100倍早いよ」と褒められた。褒められ…たのか?下山のコツを掴んだかもしれん。

・下山して、いざ金峰山へ!朝日が指す時間になっていたので、すべての道がキラキラしてすごく綺麗だった。ジュンが「瑞牆より金峰の方が好きかも!!」と言っていて、それは瑞牆の時曇っていたからちょっと不利では…と思った。案の定曇ってた帰り道は、ほぼ瑞牆と一緒だった。

・チラチラと途中から岩山が見えていて、ずっとそれが瑞牆なんだと思っていたけど、実際にはそこが金峰山の山頂だったこと。不思議な形の岩がたくさんあって面白い。

・上りの途中で視聴者さんに会ったこと。元々山で視聴者さんにお会いしたら、名刺がわりにステッカーをあげようと言っていたんだけど、実際渡すとなると「これ!!!もらってください!!!」とめちゃくちゃ押し付けるみたいになってて恥ずかしくなった。かずさんという方なのだけど、めちゃ古参で、最初のやつから見てくれてたり、Twitterもフォローしてくれてたりリプライもくれてたり、しっかり見てくれていてすんごく嬉しかった。あえて嬉しかった。

・かずさんに「本当にお二人で登ってるんですね。山に登ってると辛い時とかもあると思いますが、2人でいてケンカしたりしないのですか?」と聞かれたけど、そういえばケンカしたことないなーって思った(私が不機嫌になったり、ジュンが眠すぎることはたまにある)。お互いがお互いにリスペクトがあるからこの関係でいられるんだなーって、改めて思った。

・最後の最後、森が開けるところがあるのだけど、そこに近づいていた時に、ジュンが「もうすぐ抜けるのかな!上が青になったよ!」と言っていて、それがすごくよかった。

・実際に森を抜けた時、すごくすごーーーく感動した!風がすごく気持ちよくて、紛れもなく夏だ!!!という感じだった。ジュンは、昨日から好きな季節ランキングの1位が夏になったらしく、私と同じテンションで夏を楽しめるようになっていて嬉しかった。

・抜けてから山頂に着くまでの道がめちゃくちゃよかった。雲がだいぶ上に上がってきて富士山を隠していて、でも私たち朝、何にも邪魔されない澄んだ富士山を見られてたから何も嫌じゃなかった。むしろ得した気分になった。

・朝って晴れてること多いのかな?雲が上に登っていく感じ見てるとそうなのかなって思った。登山口車中泊して、早朝ハイクしたら、早く帰れるし晴れてるし空いてるし最高なのでは、ということに気づき、今後推奨していくことにした。


・毎週山に行ってるからわかるけど、ほんとに季節によって空の色が全然違くてすごく楽しい。春はあんなに霞んでた空が、今は雲とのコントラストがはっきり。でも空は、冬とは違って水色。今しかない夏の色を、全身で浴びて楽しみたい。今年の夏を、最高にするぞ!まだ始まったばかり…と思ってたけど、もう7月が終わりかけている。嫌だな。でも終わりがあるから、夏はいい!


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