7割経済の世界とサウナ施設の裏側
こんにちは。
早くも「明けましておめでとう」に飽きてしまった。疲れてしまった。
全くおめでたいことなど社会的にはほとんどない状況で、おめでとうなどと言う気分になれないので、正月くらいで言いたくないし聞きたくないと思ってしまう。
場末のスナックから聞こえてくる「こんな世の中に誰がした~♪」なんて歌があったような。
まあ仕方ない。
スーパー銭湯を運営してると、水回り設備部品関係の高額に驚く。また定期的に交換部品のある特殊設備がいくつもあり、さらに一般的な消防関連やドアサッシ関連など。
水処理関連の部品交換でサクッと40万20万、あちらは100万、余裕できたら200万、なんて会話を業者さんとするわけ。
はいよろしくー!
なんて金ないし言えないから、順番に徐々にやっていくしかなく、そこに緊急補修案件が飛び込む構図。
サウナもドアも炭酸設備も濾過器も残塩センサーも貯湯タンクポンプもボイラーもオゾン装置も。各種点検費用もね。
だから平日700円入浴の感覚と修理補修レベルで20万40万との感覚の差が激しいよね。
その補修費用捻出するのに何人入浴すれば?って考えないようにしてるけど。
7割前後の売上状況にあっても、設備機器の省略はできない。当たり前だけど、水処理に手抜きはできない。消火器減らせない。サウナの温度下げられない、水風呂冷やさないわけいかない。見直しの中で多少の削減はあってもね。
来店人数少なくなったなら入浴料値上げという意見もあるけど、この経済下でそれどうよと思ってしまうよね。
設備産業の刹那を毎日感じながら、時に震えながら、時に湯を沸かすのを嫌になりながら、新しいものを売ってゆく。新しいことを繰り返してゆく。
いよいよ心の時代なんだなと思ってます。
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