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#35 全て「お菓子作り」から始まった

私は小学3年生、9歳のときから料理をしてるんですが、そもそものきっかけは「お菓子作り」でした。
昭和の小学生は総じて「甘味」に飢えており、どうしてもそれを補給したいときには「砂糖水を作って飲む」という荒業を駆使していたんです。
とはいえこっちもカブトムシじゃないんで、そうそういつも砂糖水で満足できるわけではない。
そこで「冷蔵庫にあるものを使ってお菓子を自作する」という手段に出たわけです。

クッキング本を片手に最初に作ったのがプリンだったかクッキーだったかドーナツだったかは忘れてしまいましたが、とにかくお菓子を自作しました。
初めて作ったプリンは蒸しすぎて固く、クッキーは粉多すぎでカチカチで、ドーナッツは揚げすぎて黒かったんですが、それでも「手作りをした」という喜びで心は浮き立っていましたね。

あれからずいぶん経ってお菓子はかなり安くなり、自作するより買った方がコスパの良い感じになりました。
今では寒天スイーツを作るくらいしかしなくなりましたが、機会があればまた久々に何かこしらえてみたいと思っています。

ちなみに小学校のときすごく欲しかったのが「自動泡だて器」でした。
いや、人力でやると小学生でもすっごく肩が凝るのよ「卵の泡立て作業」って。

お菓子作り


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