セージの耳打ち#176 発熱40度超でも仕事してた
昔、とある広告会社に勤めていた頃、体調をひどく崩したことがありました。
熱がどんどん上がり、ついに40度を突破!
けれども私が担当していたのは代用要員のいないものだったので休めず、仕方がないのでデスクの足元に寝袋を置き、しんどくなったら寝て、ちょっと体力が戻ったらまた仕事する・・・という無茶な芸当をしたのでした。
締切が終わったので3日だけ休んでまた出社。
すると今度は夜ちゃんと眠れないほど咳がひどくなり、「もしや結核じゃないか?」という不安が脳裏をよぎったので病院でレントゲンを撮りました。
結果はなんと「インフルエンザを放置したせいで軽い肺炎になっていた。肺炎は自然治癒したものの気管が損傷し、咳がひどいのはそのせい」というものでした。
損傷した気管は四半世紀以上経った今でも回復せず、「高い音域になると声がかすれて出てこない」「不意に気管が掻痒感におそわれて激しく咳き込む」という後遺症が続いています。
その当時の給与はかなり良かったんですが、やはり健康とお金は天秤にはかけられませんね。
似たような状況にある方も相当数いるかと思いますが、目先の損得に囚われることなく「体調不良時にはちゃんと休める仕事」に就くようにしましょうね!
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