【ネトゲ依存】対象年齢×推奨状況=あなたが今できるゲーム

今3秒で考えたこの算式だけど、生活面でこれって大事なんじゃない?と思う、ネトゲに悩む申見アキです。

さて、表題が偉そうなものの別にオツムはたかが知れたものである。三平方だかヘイヘイホーだかの定理なんて綺麗さっぱり忘れてしまった。ただ脳から滑り落ちてくる不平不満を手に取って客観的にみるに、そもそもゲームのあり方って、なんだったっけ?とフラットに思うのであった。

ゲームソフトの話になるが、日本が誇る文化ということもあってこれらは一口に言うにも多種多様である。アドベンチャー、作業系(わたしはテトリスが大好きだった)、パズル、RPG、ホラー、恋愛シミュレーション、推理、バイオレンス、とてもここに書ききれるものではない。よい映画や好みの動画を選ぶように自分の好きなジャンルのゲームを選ぶ。その時点ではあまり意識にのぼらないのだが、おおよそそれらには審査基準が明記されている。

言わずもがな、暴力的、猟奇的描写、ホラーアドベンチャー、バトルロワイヤルなどのゲームには、必ずと言っていいほどそうした注意書きがなされている。例をあげるのなら「CERO」という審査基準、つまり対象年齢がソフトに印字されているのを見たことがある人も多いと思う。
CERO Aなら全年齢対象
CERO Bなら12歳以上
CERO Cなら15歳以上
CERO Dなら17歳以上
CERO Zなら18歳未満禁止
このように分けられているのだ。

道徳教育観点から見て、登場人物が怖い目にあったり、倫理を考えなければならないストーリー展開が待っているものには、それこそ「CERO Z」として扱われる。そうしたパッと見てわかる指標があるので、うっかり小学生など小さな子が購入及びプレイして眠れぬ夜を過ごすのを防ぐ事ができる。

だが、最近私を悩ますゲームもそうなのだが、人気ゲームのプレイ媒体が(つまりハード)が、ゲーム機のみならず、パソコンは勿論のこと今この記事を見ておいでのディスプレイ、お手持ちのそのタブレットやパッドやスマートフォンになりつつあるのだ。

FPS、MMORPG、ソシャゲ。
現実に生きている人間と、ゲームからネットで繋がって遊べるタイプのゲームが大人気であることは言うまでもない。実際に会う約束を取り付けて現実での不倫や浮気にまでなってしまう事だってある。実に腹立たしい。

本来仕事や学校、バイトや家事、それら生活の隙間の時間に、暇潰しで遊ぶものがゲームではなかっただろうか。
勿論、独身でも既婚でも仕事もして家賃も払って、各種払込を滞納しないで、子供や家族との時間や貯蓄を最優先したうえでプレイしている人、つまり正しい遊び方、推奨状況をパスしている健全なユーザーだっているだろう。
だがその遊ぶ内容や時間で人を待たせたり、不満を持たせたり、今まで家族や友人とできていた事ができなくなったり、ひどいものだと課金でお金を溶かして借金をしたり、督促状が届いたりするようなプレイの仕方はもう遊戯とは言えない。立派なゲーム障害である以前に、人に迷惑をかけて遊ぶのはゲーマーとして恥ずかしい行為である。

こんにち、全世界のスマートフォンの数に対するゲームアプリやフリーゲームはあまりにも多く、ユーザーの取り合いをしているに近い。勿論そういった会社ばかりではないが、いかにユーザーに課金させるか、いかにユーザーに時間を使ってもらうかを周到に考えた上で運営をしている。

世はまさにユーザーを獲得するための大飽和時代である。
??「俺の現実か?欲しけりゃくれてやる、探せ!
妻子も全てそこに置いてきた!!」

民衆「…えー…(ドン引き)」
というどうしようもない状態になってしまわぬように是非とも気をつけてもらいたい。
大後悔時代になってからでは遅いのだから。

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