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ドキュメンタリ映画 HAFU ハーフ

日本に住むハーフの子供たちのドキュメンタリ。自分達の子供も日本とオランダのハーフ/ダブル/ミックスルーツetcとして育つことになる。

親の離婚、学校でのいじめ、ルーツを15歳になるまで知らずに育つ、海外にそのまま住み日本語を話すことができない、19際になるまで日本が大嫌いだった。

日本の先生に頭が遅いと言われ、吃音が始まったり、オーストラリアの学校に母の作ったおにぎりを持って行ったら、先生から他のこと同じものを食べるべきと言われ二度と弁当を持って行かなかったり、小さな言葉が深く影響を与える。

見ていて辛くなる場面もある。今や日本でも30人に1人は外国人とのミックスルーツの子供として生まれてくる。それだけいれば生き方、感じ方は人それぞれなのだろうけれども、子供にはこのようなことで悩んで欲しくはない。少し前の日本で生きた先駆者達に勇気づけられる。AmazonPrimeでもみることができる。

生まれよりも環境で人は変わる。オーストラリアで育った日本人とのハーフは、私は日本人であるよりもオーストラリア人であると思う、と言えるけれども、日本人夫婦の子供として外国に移住し、ほぼ外国で育った子供はどこにアイデンティを持つことになるのだろう。

ドキュメンタリの監督やプロデューサーもハーフとして日本で育った方々。

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